妙義エンナーレブログ

展覧会の様子、妙義山の事、作家の事。より身近な視点でお届けします。

明日はアーティストトークの日

アーティストトーク 3月5日(土)14:00 ~15:00 予約不要

アーティストが作品について解説します。ご来場いただいた皆さんの質問も受け付けます。作家に直接はなしを聞けるチャンスです。スペシャルゲストとの対談も企画中!ご期待ください。

 

会場の写真です。作品手直し中のキールさんがうつっていますが…!

ぜひ会場にお越しいただいてアートを体感して下さいね。

朝日群馬のミニコミ紙に掲載されました!

3月1日のニューライフ富岡に妙義34エンナーレの事が掲載されました!朝日群馬様、ニューライフ富岡様ありがとうございました。

 

世田谷の美術館、福沢一郎記念館の学芸員、伊藤佳之さんにご寄稿いただいたものをアップしました!よろしくお願い致します。

妙義34エンナーレはじまります。ブログ再開!

こんにちは、妙義エンナーレ実行委員会です。妙義エンナーレが前回から約一年ぶりに帰ってきました!
3月1日~27日の期間、約束の地、妙義ふるさと美術館にで開催致します。開催に伴いここのブログもどんどん更新していく予定なのでよろしくお願いします♪

展覧会のパンフレットとワークショップのパンフレットです。すでにお手に取っていただいている方もいるでしょうか?

群馬県内の美術館、富岡市の公共施設などに配布しています。どうぞよろしくお願いします。

明日!8日(日)アーティストトーク&呈茶パフォーマンス

いよいよ明日、8日(日)はイベントの日です!

みなさまの来場を作家全員でお待ちしています。

 

■アーティストトーク13:00~14:00

アーティスト全員が自分の作品の前に立ち、作品解説をします。

ご来場いただいた皆さんの質問も受け付けます。作家に直接はなしを聞けるチャンスです♪

スペシャルゲストとの対談もあり!ご期待ください。

■呈茶パフォーマンス15:00 16:00 無料

小堀遠州流の茶人、小堀宗峯が、作家キール・ハーンの制作した茶室でお茶をたて、参加者にふるまいます。妙義山の絶景と本格的なお茶を楽しめます。

上毛新聞、西北毛地域情報コーナーに掲載されました

本展示の情報を載せていただきました◎

作品のことをそれぞれ詳しく紹介して下さって嬉しいです!

上毛新聞「ぱれっと」に掲載されました

先週の話なのですが、上毛新聞「ぱれっと」に妙義33エンナーレの記事が掲載されました。

主に出展作家・温井大介の作品を紹介してくださいました。ありがたや。

画像を大きめに載せたのでぜひ読んでみて下さいませ。

富岡アトリエより

こんにちは。出展メンバーの大竹です。

写真は富岡市にある大竹のアトリエの様子です。妙義展示の新作を制作してますよ~。写真は原寸大の下絵です。

私の今回の展示は「美術館でのアトリエ再現」です。普段アトリエで使っている画材や染色道具を美術館に持ち込んで公開制作をします。そして展示期間中にひとつの作品を完成させます。

…とはいってもある程度までは絵を進めないとまずいので急いでおります!作品搬入もいよいよ今週末です

作家より このごろのこと③

そろそろひとりの連投が恥ずかしくなってきた遠藤です。


大竹さんのおかげでパンフレットもできあがり、展覧会まで秒読みとなってきました。

先週の週末には、私と阿部君は群馬で温井さん大竹さんにお会いして阿部君の作品撮影を行いました。

どんな内容かは展覧会でのお楽しみとするとして、

私はこの阿部君の作品の一連の撮影に同行するのが5件か6件めになるのですが、

これがけっこうおもしろいものです。

当たり前ではありますが、撮影する相手がいれば内容が変わってきて毎回違った展開になりますし、

カメラを向けられた人たちが、「映る自分」を意識して変化するところが特におもしろい。

ただ、私の声も入ってしまうのでついついいらないことを発言してしまい反省するのも毎回のこと…。


撮影後には展示内容の打ち合わせもでき、

その日は一気に3件の撮影をしたので盛りだくさんの日でした。


さて自分の作品のことを考えると胃が痛くなってまいります。

自分で言うのもなんですが、学生のころからあんまり作品を締め切り前に追い込むということがなく

余裕を作って制作するタイプ。

追い込まれた時の自分はろくなことをしないので信用してないだけなのですが。


今回は途中で制作し直しの作品が発生したりして、もしかしてぎりぎりなんじゃ…。

亀のスピードで進行しながら、焦らないように自分に言い聞かせつつ…。


そんな、絵の具の乾き待ちの間に書いたブログでした。

(遠藤)

展覧会とワークショップのパンフレット

大竹です。展覧会のDMとパンフレットとワークショップのパンフレットが印刷所からやってきました!

これから群馬県内を中心にどんどん配布していきます。広報がんばりますのでぜひお手に取って下さいね◎

…もちろん作品制作もがんばります…!(大竹)

作家より このごろのこと②

こんにちは。

連投の遠藤夏香です。

 

昨日は東京で雪が降りました。

群馬も振っていたのでしょうか。

 

昨年の大雪の時は都心も大混乱でしたが、

都会の大雪が珍しくて

夫とともにわざわざ夜に近所へ出かけて

高速道路に降り積もる雪を見たりしました。

雪夜は明るくてきれいでした。

翌日道路の大混乱にしっかりと巻き込まれて散々でしたが。

 

さて、写真は私の作業中風景。1ヶ月ほど前のものですが。

ぜんぜん作家ぽくなくてかっこよくもなんともないんですが。

私は作業場を持っていないので、部屋の一部にシートを敷いて道具を出してきて描きます。

普段はここ、普通に生活してる部屋ですので全部片付けないと我々夫婦は寝られません。

夫も今回の妙義33エンナーレ出品作家、阿部浩之といいましてこれまたものを作る人間なわけですが、

じゃあ彼はどこで作業をしているのといいますとこの部屋の反対側のすみっこ。

彼は私ほど部屋を汚す可能性がないのでもっとこじんまりともそもそ。

 

人生計画的には来年度、作業部屋を持つことが目標ですが

大きな白い壁に白い画用紙貼ってのびのび描く日がはやく来ますように!

 

それまでは阿部家の蔵書を汚さないようなんとかがんばっていきます。

 

 

制作のほうはといいますと…

順調とはいきません。いつになく。

妙義のお山の前では、姑息なことをしたら神様に怒られてしまいそうなので

できることをちゃんとやるしかないですね。

 

ほかのみんなはどんな調子でしょうか。気になるなー。

 

(遠藤)

作家より このごろのこと

こんにちは。

妙義33エンナーレ出品作家の遠藤夏香です。

妙義エンナーレまで1ヶ月を切りました。

作家さんそれぞれ制作に励んでいることと思います。

 

寒い寒いと家にこもって作品とばっかり向き合っていますのもなにかと思いまして、自分に公共性を持たせて奮い立たせる意味も含めてブログに投稿してみることにしました。

出品作家の妙義33エンナーレに向けた生活などを書いてみます。

 

朝晩寒くて寒くて、立春といえど春なんてまだどこにも!と思いましたが、昼間ベランダで作品にフィキサチーフ(パステルなんかがとれないようにするのり)をかけていると日差しはあったかくてはしっこには春が隠れているような気もしたり。

 

 

 

 

私は今回、妙義エンナーレには3度目の参加となります。

主催の温井さんは不思議な方で、

妙義エンナーレのコンセプトは何度聞いてもわかるようなわからないような…

賛同できるようなできなような…  (温井さんごめん)

でもそんな流動的なおもしろさを持ちつつ妙義エンナーレのためにさまざまな人と会い、話して、

群馬の美術に関わる人をつなげていっている行動力はすごいです。ありがたいです。

そんな温井さんにご縁があったということと、

妙義山という魅力ある場所に、しかも定期的に継続して、

作品を展示できるということが自分にとってはよいことと思えて参加を続けています。

 

私は群馬で生まれ育ち、美大進学後東京で暮らしてすでに10年以上たちました。

妙義エンナーレで作品を展示しに行くと、なんというか、

展示しに行くというより 奉納 しに行くような気分がします。

おおげさにいうと 地元の山にお参りして自分を清めて帰る じゃないですが。

 

実際、東京から妙義ふるさと美術館に向かうと、

藤岡から信越道に入ったあたりから急に山深くなって、

堂々たる妙義山が見える時にはなんだか拝みたくなるのは私だけではないと思うのですが…。

 

 

ぜひ、山の景観と温泉と展覧会をセットで楽しみにきていただければ。

 

(遠藤) 

妙義33エンナーレComing Soon!!!

こんにちは。出展作家の大竹夏紀です。

ひとつ下の記事が2011年で止まっていますが、妙義33エンナーレの開催もいよいよ1ヶ月を切ったので、ブログを再開します。

 

ここのブログでは展覧会が始まる前は準備の様子、始まった後は展示の様子やイベントレポートなどを載せていこうと思います。それとより身近な視点で、作家の制作や作家の素顔!?なんかもかけたらと思っています。なるべくまめに書いていこうと思いますのでどうぞブログをみて下さいね。

 

会場である妙義ふるさと美術館に行きました。そうそうたる妙義山の絵画が展示してありました。あと一か月後にここに私たちメンバーの現代アート作品で埋め尽くすのです!どんな感じになるのでしょう…。

メンバー一同気合を入れていきますのでどうぞよろしくお願いします。

(大竹)

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンスのレポートを書きました。

7月31日(日)に開催されました、

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンスのレポートを書きました。

 「アーティストトーク」のページにあります。

当日の様子が写真を通して綴られています。ご覧下さいませ。

 

「アーティストトーク」

http://myoghi.jimdo.com/アーティストトーク/

0 コメント

大雨と妙義美術館

日曜日は大雨でしたね。妙義美術館もこの通りです!

雨雲に包まれた妙義山もなかなか。

0 コメント

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンス開催しました。

7月31日は、作家によるギャラリートークと小堀宗峯さんによる呈茶パフォーマンスを開催致しました◎イベントの模様は後ほど記事にします!

0 コメント

中之嶽神社に行ってきました

小堀宗峯さんが妙義美術館へ来てくれました。

31日に行う呈茶パフォーマンスのリハーサルのためです。

お茶の道具も持ってきて下さったのですが、本格的でかっこよくてびっくり!そして高そう…

当日は出展作家の大竹の制作の着物を着てのパフォーマンスをします。

とても楽しみです!

 

リハーサルが終わった後、せっかくなので近くの中之嶽神社へ行きました。

中之嶽神社は妙義美術館からさらに山へ登る道を車で約10分のところにあります。

出展作家のキールさんもいっしょです。

とてもどでかい大黒様がいます!

 

手水がキラキラしていてきれいです。お不動さまがいますね。

 

緑がきれい!それにしてもいいお天気でした。

 

併設されているお食事処でさしみこんにゃくを食べました。

私は群馬の田舎で食べるさしみこんにゃくが大好きなのですが、キールさんはちょっとにがてみたいです。

真ん中のオレンジ色のこんにゃくが何味かわかんないね~っていいながら食べました。

 

 

 

☆追記☆

小堀宗峯さんがお茶をたてている写真をゲットしました!素敵です

0 コメント

地域とアート

群馬県立近代美術館で「地域とアート」という、

妙義29エンナーレに関係ありそうな講演会があったので行ってきました。

 

お話はフランスのグレー村という、アーティストが自然と集まった村に関してでした。

グレー村というのは本当にただの農村だったのが宿が出来、世界中、そして多方面から芸術家が集まって発展していったということです。

そして、集まって、その後祖国に帰っていった芸術家達は、それぞれの国で芸術のキーマンになっていった、というド偉い場所のようです。

日本で言えば黒田清輝や浅井忠らがそうらしいです。

 

宿の出来る過程も面白くて、もともと農村だからもちろん普通の農家の家しかなく、

しかし、そこを画家が尋ねるわけです。

「この辺は風景も良いし、ここら辺に泊まって制作したいんだが」

最初は農家の人々も納屋や馬屋などをあてがっていたものの、余りにもそういった人達が増え、それならば、と自然と宿もやるようになっていったそうです。

農家の家は部屋も広いので、広いアトリエのある貸室など、独自の方向で経営をすすめていったということでした。

 

自然に出来たアーティストインレジデンスのようなものでしょうか。詩人や音楽家、文芸家などさまざまな芸術家が集まったそうです。

 

そして、日本にもいくつかそういった場所がある、とのお話だったので、妙義も…と、もくもく想像を膨らませていたら講演が終わってしまいました。

とても有意義な講演だったので、また行きたいと思います。

 

「地域とアート」講演会は全三回。

群馬近代美術館のホームーページに詳細があり、

電話などで申し込むことが出来ます。

 

 さて、妙義29エンナーレ参加作家の三木さんが、

2010年度、美術予備校のパンフの表紙を飾ったようなので、

皆さん見てみましょう。

 http://www.tachibi.com/univ/no43/univ43.htm

やっぱりキラキラマークですね。

 

それでは今回はこの辺で。

WEB広報担当でした。

0 コメント

来馬した三人

先日、はるか都内から、群馬県は妙義町まで三人の芸大生がきてくれました

 

その三人とは、去年展示に参加してくれた三木さん、

三木さんのお友達のハセミくん、そして同じく三木さんのお友達で

群馬県出身のコイソくんでした。

 

三人は妙義ふるさと美術館へ向かい、真剣な目で展示空間を眺めたあと

(急に目が真剣になってました)、妙義の文化発信地のひとつ妙義神社へ。

 

妙義神社は、建物が日光東照宮を建てた名工が携わっていたり、

やんごとなきお方がその昔避暑地に使われていたりと、

由緒ある場所なのですが、 今もNHK大河ドラマの撮影で使われたりして、

現在でも妙義町の文化の中心の一つなのです

(なんでも、現在も建物や石段が昔のままの姿なので、昔のシーンを撮るにはうってつけだとか)。

 

三人とも妙義神社の石垣や古い建物に、これでもかとシャッターを浴びせていました。

 

神社の坂で軽い運動(と言っても自分はすでに息が切れていましたが)をしたあとは、

コイソくんが食事をとっていないと言うので「カナル」へ行きました。

妙義神社の坂を左に下ったところにある、「カナル山の家」のマスターとママは、

とても優しい方で、しかも料理もおいしいのでオススメです。

そしてなにより文化活動をしている若者に対し、いつも暖かい言葉をかけてくれるのです。

癒されたい芸術家の方々はここに集ってください。

 

おいしいピザとお茶でお腹も膨れたところで、時間も時間なので、

最後に三木さんの心のふるさと、富岡市の自然史博物館へ

(三木さんは一年に百回いくほどのヘビーユーザーです)。

 

ここは、大昔からの生物や自然環境の歴史について模型などを交えて学習出来る施設…

なのですが…とにかく規模が大きいのです

ウルトラサウルスの足の復元骨格やブラキオサウルス、ティラノサウルスの動く実物大の模型から恐竜が人類並に進化したらどうなるか…という恐竜人の模型からトキやホッキョクグマの剥製、メガロドンの復元骨格などなど…

とにかくありとあらゆる生物の骨格、剥製などが実際に触ったりしながら見れる場所なのです

二人も喜んでくれていたようで良かったです

 

 今回遠くから来てくれたわけですが、

三人とも本当にやる気と前向きさにあふれていて、

妙義で見るいろいろな物を吸収していったようでした

 

また着てくださいね

 

それではまた~

WEB広報担当でした

 

0 コメント

がらんどぅ!

 いつのまにか年が明けていました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

WEB広報担当その1です。

 

 本日東京藝術大学でかっこいい展示を見てきたので、

いつも通りどうしょうもないレポートを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

一つ目は東京芸大美術館地下一階で行われていた、

 

「まばゆい、がらんどう」

http://www.geidai.ac.jp/info/20100108.html

 

これは東京芸大写真センターが主催して行われたものです。

多様化する現代美術の前線で、さまざまな表現方法を用いて

活躍されている作家さん七人による展示でした。

 

どれもかっこいいオシャレな作品ばかりだったのですが、

志水児王(しみずじおう)さんの作品は「まばゆい、がらんどう」

という展示名にぴったりの作品でした。

 

志水さんの作品の展示室は暗闇になっていて、カーテンをめくって部屋の中に入ります。

すると正面の壁面の最下部、丁度床と壁の境目に、

一本の緑色の糸のような光が当たっています。

 

「こういう展示作品なのかな?」

と思って数秒眺めていると、どうでしょう、

みるみる水平線が上に変形しながら広がり、

ベジェ曲線のようなものが何本も作り出されてゆきます。

 

まるでコンピューターグラフィックのようですが、

これは、床に垂らした水たまりに真横から緑色の光を当て、

その水面の微妙な弧を映し出したものだったのです。

その光源が上下しているので、角度によってときには水平に、

ときにはグラフのような曲線に見えたりするようです。

すごい!二度も三度もびっくり。

そして当然見るときどきによって水のたまり方も違うので、

曲線も変化して行くのです。

 

高校の物理が全然出来なかった担当には、

とうてい厳密に原理が理解出来なかったのですが、

当のご本人は「こういう単純な作品なんですよ…」とスタッフに冗談まじりで

おっしゃっていたとかいないとか。

 

そしてレーザーの余りの緑さ加減に岸さんは

「うっ…部屋出たとたん景色が紫一色に…」

と漏らしてらっしゃいました。

これがうわさの補色残像…。

 

そしてふたつめは

「デジタルオイルペインティング」

 

 

これパソコンで油絵の具が塗れます。すごい。

 

有名なCGイラストレイターの作品の展示もありました。

塗っている手順が保存されて、一から追って見れるのは面白いですね~。

 

 

さて、油絵の特性の一つは、メディウムを光が透過して、

鑑賞者に対して色が重なるレイヤー(層)を見せることが出来ることだと思います。

 

従来のペイントソフトでもそれは可能でしたが、あくまでそれは平面上のもので、

「下の色と上の色が重なると、この色が出来ることになります。

なのでその色をモニターに表示します」

といったものであったようです(分かりづらくてすみません…)。

ついでに言うと、従来のソフトの上では平面だけで、奥行きがないので

物体が重ならないのです。多分。

 

 

しかしこのソフトは、

「下の色はこの色が塗られています。上の色はこの色が塗られています。

なので光が通るとこの色が見えます。」

という、現実に近いレイヤーを作ることが出来るようです。

ついでに言うと奥行きがあるので、

実際にパソコンの中で顔料が重なっている状態が出来ている

ってことだと思います。多分。

(全然わかんないですね…詳しくは展示会場でどうぞ!)

 

また、うわさの物理エンジンという奴が搭載されているのでしょうか、

絵の具がたれたり盛り上がったりします。すげー。

 

一行で書くと

質量をもった実際の油絵の具(みたいなもの)をパソコン上で塗れるソフト

だと思います。

会場では実際にそのソフトをさわれるので、気になる方は是非!

 

他にも油画科の内覧がやっていて一足早く卒展が見れたり、

三木さんのお友達のお話が聞けたりと有意義な一日でした。

 

 

 

さて、そして三木さんが今度は北千住で傘!の展示をするようです。

 

JOBANアートアンブレラin北千住

世界に一つのマイ傘を作ろう!(参加費無料・先着100名・申し込み方法は下記参照)を行います。

参加者は、ご自分で完成させたペイント傘を、その場でお持ち帰りいただけます。

※使用する傘は、JR東日本が忘れ物として受理後に引き取りがなく、拾得物として警察へ届け出て、一定の保管期間が終了し警察から返還を受けたものです。

日時平成22年1月23日(土)10:00~15:00

場所JR北千住駅南改札口前広場(南改札口から出た突き当たりの3階コンコースです)

興味のある方は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。

以上、WEB広報担当でした。

0 コメント

neoneo展女子に行ってきました!

                              大竹夏紀   |   ひみつ    (絹にろうけつ染め)
                              大竹夏紀   |   ひみつ    (絹にろうけつ染め)

 

 

 

 

 

今回は、高橋コレクション日比谷における「neoneo展女子」で群馬県富岡市出身の

作家さんが参加している、ということで見てきました!

 

うわ!日比谷きれい!おしゃれ!

ということで高橋コレクション日比谷も、とってもきれいでオシャレな空間でした

 

群馬出身の作家さんは大竹夏紀さんという方で、

作品はろうけつ染めという昔からある染めの技法を用いた作品でした。

ただ染料は化学染料などを使われているとのこと。

大竹さんの作品はとても明るくて、キラキラした生命力があふれ出ているかのようです!

 

ちなみに、この作品の中に見られるあざやかな青は、

パテントブルーという化学染料を使ってらっしゃるそうですが、

これは青色202号として皆さんの食卓?にのぼっているモノと同じモノらしいです

親近感が湧いてしまうのは自分だけでしょうか…。

 

 このろうけつ染めを使って大竹さんは「アイドル」を描いています。

どういったことかというと…。

↓以下大竹さんのHPからの抜粋です。

 

『染色の伝統技法であるロウケツ染めで少女絵を鮮やかにPOPに描く。
テーマである少女とは「アイドル」のことである。
少女漫画のヒロインやメディアに登場するアイドル達は
かわいい魅力でキラキラとまぶしく見るものに夢を与える。
徹底して愛らしさを求められた少女達は
人々から憧憬され、誇張され、生身の現実感から離れてゆく。
そして人々の欲望と妄想で作られた少女像は圧倒的な存在感を放ち始める。
決してリアルではない仮想現実な夢である彼女達。
そんな現代の少女像「アイドル」を描く。』

http://bamboosummer.main.jp/profile.htmlより

 

 

ふむふむ。

自分にも分かるように書いてしまうと、

『アイドル』は現実とはかけ離れている存在だけれども、

それゆえかとてもキレイで美しい、夢を与えてくれる存在。

そんな魅力的なアイドルを発色などもキラキラでベストな

ろうけつ染めで描いている、ということでしょうか…。

(キラキラのアイドルを描くために色々試した結果、

絹に酸性染料を用いてろうけつ染めで描くのが

発色などもベストだった、ということです!

作品のキラキラの秘密はここにありそうです!)

 

わたくしWEB広報担当は、ビジュアル信仰とも言うべき現代の偶像崇拝の

一つのあるべき形を大竹さんの作品に見ましたよ…。

 

 

 

ええと…最後に、このブログをごらんの皆様に、ろうけつ染めを全くやったことのない

WEB広報担当が、図を用いてろうけつ染めを説明させて頂きます。

(間違ってたらごめんなさい…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左図の点線の中を染めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓点線をロウで囲みます。自分は筆を描いてしまいましたが、ロウを塗る専用の器具があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロウを抜くには専用の薬品なども使うようです。

染料を定着させるには、高温の蒸気を用いたりするようですね。

 

 

以上、今回記事作成にご協力いただいた大竹夏紀さん、

どうもありがとうございました!

大竹さんの作品は、女性が存在しつづける限り輝き続けるような、

そんな作品だと自分は思いました!

 

neoneo展女子は12月27日まで行われています。

興味をお持ちの方は是非!↓

 

「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく

2009.10月31日(土)-12月27日(日) 11:00-19:00 毎週月曜日休館 

会場:高橋コレクション日比谷

 

 

 

 

以上WEB広報担当でした~。

0 コメント

大の字の話

さて、前々回に引き続き、妙義28エンナーレにまつわる話を

ブログ上でフォローしていこうかと思います。

 

今回は28エンナーレのメインイメージ制作について、

作家の温井大介さんにお話をうかがいました。

 

 

~イメージはケルト模様?と大の字?~

 

 

WEB広報(以下WEB)「こんにちわ~」

 

温井「こんばんわ~」

 

WEB「早速お話を聞かせてください。妙義28エンナーレのDM上にプリントされていたり、HPの

 

上の方につねに表示されている『アレ』ですが…」

 

 

 

← アレ

 

 

温井「はい。妙義28エンナーレのシンボルマークといいますか、メインイメージといいますか、

 

そういったものです。妙義山中腹に実際に設置されている、巨大な『大の字』をイメージして作りました」

 

WEB「あ。なるほど~、妙義山に行くと見える白い大の字がモトだったんですね~」

 

温井「そうです。やはり、妙義での展示だったので、妙義や妙義山をイメージさせる何か そう

 

いうマークを考えてこうなりました。

 

また、もともと妙義山の大の字は、大日如来を遠くからお参りできるようにと設置されたものだ、と聞きました」

 

 

←近づくとかなり大きい妙義山中腹の大の字は、

昔は藁で作られており、登山客がお守りとして少しづつ

持って帰っていたものが、近代になり金属のものにかわったらしいです。

 

WEB「なるほど~、もともと大の字は昔から妙義という土地に浸透、定着しているシンボルだったんですね」

 

温井「そのようです」

 

WEB「ちなみにこのウネウネの紐のようなものは…?」

 

温井「ケルト模様をイメージしました。でも段々描くのがだるくなって…」

 

WEB「ケルト模様だったんですか!私もケルト大好きです。左下部分はスニーカーのようにも

 

見えますね(笑)」

 

温井「自分もケルトが好きで…でも全くケルトと一緒って言う風にもしたくなくて

そういう要素を入れたりもしました…」

 

WEB「ほうほう」

 

 

 

 

~新しい大の字は、妙義の地から美術を発信するためのシンボル?~

 

 

WEB「何風にしたいとか、そういうようなことはあったんですか?」

 

温井「特に何風にしたい、という感じではなく、 土俗的で力強いデザイン

 

にしたいというのがありました。余り文化的でなかったりするけど、

 

それゆえに力強い、とでも言うのでしょうか。

 

日本で言えば上代のもの、あとは古代中国、原始ケルトなどもそうです。

 

もともと妙義神社が出来たのもそういった時代(上代)らしいですし、

 

ともかく東京から離れた群馬の土地で群馬の者が美術を発信しようとする時、


そういうことが大事なんじゃないかなとも思います」

 

WEB「なるほど~」

 

 

~来年の大の字は?~

 

 

WEB「ちなみに来年のマークはどうなっているのでしょうか?」

 

温井「まだ出来てません…。でも多分大の字になると思います」

 

WEB「ほうほう。楽しみですね」

 

温井「はい。28エンナーレでは『ケルト模様にしました』と言ったら岸さんに切れられそう

 

になったので、 次は怒られないように頑張りたいです」

 

WEB「岸さんはケルト模様が余りお好きではないんですか?」

 

温井「いやそんなことはなくて、むしろ岸さんもケルト模様がお好きみたいなんですが、

 

自分のデザインがあんまり適当だったんで『こんなケルトないだろ…』的な感じで」

 

WEB「それは困りましたね。でも、それは模倣したデザインということですよね」

 

温井「あんまりデザインデザイン言うと、本当にデザインやってる人にも怒られそうなんで …」

 

WEB「そうですね…それでは今回はこの辺でしめさせていただきたいと思います」

 

 

WEB「今日はどうもありがとうございました~」

 

温井「ありがとうございました」

 

 ------------------------

 

マークひとつにも色々あるんだなぁと感じました。

 

インタビューには書いてないのですが、今回の記事を作成するに

あたって、妙義神社などに関する貴重なお話を教えていただいた、

妙義にお住まいの美術作家の川島一恵さん、

どうもありがとうございました!

 

妙義山に関しては知れば知るほど疑問が湧いてきます。

記事に関すること以外でも教えて頂いたことを少し書きますと、

妙義という地名の発生の経緯など、

妙義で美術の展示をする上でも大変参考になる、興味深いお話でした。

 

川島さんに教えていただいた妙義の情報は、

まだまだあるので、さらに妙義に関するレポートにつなげていきたいと思います!

 

さて、次回はneoneo展についてレポートしていきたいと思います。

以上WEB広報でした!

1 コメント

「東京版画~exhibiton×auction~」

妙義28エンナーレ参加作家の榊原慶さんの参加する展示、

「東京版画~exhibiton×auction~」

アクセス:http://gyre-omotesando.com/

2009年12月12日 ~ 2009年12月20日

 11:00から20:00まで

 

へ行ってきました!

 

展示とオークションが同時に開催される東京版画は

東京芸術大学版画科の卒業生などが参加する展示のようです。

展示場所のgyre(ジャイルと読むそうです)は建物がすこしずつうねって

上に伸びていく外観で、すごく印象的です!

 

早速中へ進むと、一階がシャネルでちょっとお客さんがすごそうですねこれは…。

 

展示は版画+オークションで落札されるということもあるせいか、

部屋にも飾れるサイズのものがほとんど。

木版、木版+ドローイング、銅板、シルクスクリーン、リトグラフと、

表現方法もさまざまで、しかも一つ一つの版画にいろいろな技法が凝縮されていて、

版画のことが全く分からない自分は、話を聞いているだけで面白かったです。

 

 

榊原さんの作品は、妙義28エンナーレで展示していた作品の延長のような作品で、

少女が森の中で椅子に座って思索にふけっている、というもの。

かわいいけど、ちょっと森に入るのが怖くなってしまうような雰囲気もある作品でした。

榊原さんいわく、

「小さい作品だから楽かと思ったら、全然そんなことはなく大変だった」

とのこと。

 

肝心のオークションは

 

 12月20日(日)18:30~

 

から始まるようなので、興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

余談

版画仲間で28エンナーレ参加作家の杉本泰三さんの話も聞けました。

え?杉本さん?版画やめた?!え!?

 

榊原さんどうもありがとうございました。

0 コメント

取手ART PATH 2009 「そこに山はあるのか」

今回、行けなかった自分の代わりに取手ART PATH参加作家の三木さんと、

WEB広報担当二号さんがレポートを書いてくれたので、そちらをアップします。

ちなみに取手は東京藝術大学の一部キャンパスがある場所です。

上の画像を提供してくれた二号さんありがとうございました。

 

以下、三木さんのレポートです。

-----------------------------------------------

 

 

そこに山はあるのか

 

「そこに山があるから」

なぜ山に登るのかと問われた登山家はこう答えました。


山はいつもそこにあり、登山家はそれに挑み続けるのです。


 

では芸術を学ぶ私たちはなぜ作品を作るのか。


「そこにアートがあるから」
ではないはずです。
なぜ私はアートをするのか?アートとは何なのか?

私とは何者なのか?
私たちにとっての山はそれらの問いそのものであり、

一つの問いがまた新たな問いを生みながら、延々と続く山脈のようにそびえ立ちます。


しかし私たちにとって大切なのは、今すぐに問いの答えが見つかるかどうかではなく、


答えを探して自らに鋭く問い続けることです。
(取手ARTPATH2009ホームページより)

 

12月の4日~6日まで東京藝術大学取手校地にて行われた、

取手ARTPATH2009の報告です。
取手ARTPATH2009は東京藝術大学絵画科油画専攻と

先端芸術表現科の1年生が連携し、企画から運営まで全て学生自身が行う作品展です。

 

夏休み前にはデザインやイベント、展示などの班をつくり本番に向けての

話し合いが行われました。
今回の「そこに山はあるのか」というテーマも、たくさんの候補をだし何回もの
討論を経て決められたものです。
ちなみに私はレセプションパーティの企画、調理などをしました。


展示作品は、二つの科が参加してあるだけあってかなり色々な作品があるな、と
いう印象です。
絵画や写真、インスタレーション、映像、立体など、1年生がこの1年間で得た
ものを様々な形で作品にしていたと思います。

またゲスト公開講評会として鴻池先生に講評していただける機会があり、

良い経験にもなりました。

 


取手には学生だけでなく、共同のアトリエがあったり、

個人で作家活動をしている人も多く住んでいるようで、取手アートプロジェクトや、

取手競輪場を利用したアート屋台というイベントがあったりと、

アートに関心のある町だなあと感じました。

また次に向けて頑張って行こうと思います!!

 

---------------------------------

 

続いてWEB広報担当二号さんのレポートです。

 

---------------------------------------------------

 

全体感

 

取手アートパスは学部一年の作品が中心の展覧会です。

そのせいか、作品は模索段階かなと感じる物が多く有りましたが、

ある意味では未知数な才能に触れる事が出来て今後がとても楽しみに思えました。

 

印象に残った作品

 

美術館で展示していた白浜くんの油彩画はサラリとした人物画で

色やタッチの対比が素敵でした。

同じく美術館の展示作品で先端二年の中島さんの写真は

箱庭的なファンタジーに溢れたモノクロ写真です。

ほのぼのとした雰囲気に好感をうけました。

 

三木さんの作品
抽象表現の作品は意外と少なく目立っていました。
油絵特有のくどい画面ではないので

カフェなんかでのんびりと眺めていたい作品だとおもいました。

-------------------------------------------

 

 

 

以上お二人のレポートでした。

自分はHPなどしか見ていないのですが、取り組み方に熱意があり、

皆が一丸となって良い展示にしよう、という感じが伝わってきました。

実際に展示の裏も携わった三木さんのレポートを読んで納得。

また、取手もとってもいいところなんですね。

それにしても群馬県に流れてる利根川が取手まで行ってるとは…。

 

さて次回は、今をときめく高橋コレクションneoneo展に、

群馬出身の作家さんが出品されているということで、

見て行きたいと思います。

 

「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく

《会  期》2009年10月31日(土)−12月27日(日)
《開館時間》11:00−19:00
《休 館 日》毎週月曜日
《入 場 料》一般300円 / 大高生150円 / 中学生以下無料

www.takahashi-collection.com/exhi/exhi.html

 

 

 

 

今回の三木さんの作品

WEB広報担当(以下WEB)「今回は妙義28エンナーレで描いていた作品とは違って、

以前にも良く描かれていた、幾何形体のようなものが入ってくる作品だったんですね」

 

三木「はいそうです。今回は…↓この形なんていえばいいんですか…ひし形じゃないし…」

 

WEB「………きらきら?とかですかね…」

 

 

三木「とにかくその形を描きました。(写真左側の)マルはそのキラキラを描くと、

そのあいだに出来てしまう付随物というか副産物というか…

マルが描きたかった訳ではないんです」

 

WEB「ふむふむ。こういうことですね↓」

三木「まぁそんな感じです」

 

WEB「なるほど」

 

三木「キャンバスに油彩で、塗り方はうす塗りです。題名は…ありません」

 

WEB「名前私がつけましょうか?ちなみに二号さんがカフェに置いてありそうでオシャレだと褒めてましたよ」

 

三木「ありがとうございます。でも名前は…」

 

 

 

WEB「今日はどうもありがとうございました」

 

三木「ありがとうございました」

0 コメント

島州一先生

 今回は28エンナーレ中(後?)のこぼれ話をします。

妙義28エンナーレ中、妙義ふるさと美術館のアドバイザーでもある、

北村真先生が何度かお見えになったのですが、

そのとき、北村先生のご学友が長野で展覧会をやると

教えていただきました。

 

なので28エンナーレ終了後さっそく行ってきました。

本当はそのとき書けば良かったのですが…。

 

場所は長野県、須坂市。高速道路で群馬から一時間半くらい?

岸さんを横に乗せ「須坂版画美術館」へレッツゴー。

 

ワークショップを受講しながら島先生に作品のお話を教えていただきました。

 

島先生の作品は、ひとつひとつが

「版画(print)≒写す」

の意味を広げたような作品で、

なんというか、見てるだけで頭がすごく柔らかくなった思いがしました。

 

例えば布団の写真をシルクスクリーンに写し、それをシーツにプリントして

布団として展示したり…。

実際の物質の輪郭を、消失点から紐で伸ばした長いペンでなぞって

写す、新しい遠近法だったり(その物体に光を当てたときの影のような輪郭が

描きあがります)…。

(自分の表現力のなさで余り凄さが伝わってないことをお詫び申しあげます…)

 

中でも印象的だったのが、何千というさざれ石に、時の外交上の有名人二名を

シルクスクリーンで印刷して川原に流す、というもの!

 

アイディアもスケールも大きくて是非妙義の展示に生かしたいな、

と岸さんと信州蕎麦を食べながら話していました。

 

島先生、北村先生ありがとうございました。

ちなみに長野県は蕎麦だけじゃなく、きのこもすごいらしいです。

0 コメント

多摩美芸祭に

行ってきました~。

小林周くんも元気そうでなによりでしたね。

 

 

美術大学の学園祭というと、生徒皆が絵を飾って来た人が鑑賞してる、

なんて風景を想像される方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

実際そうなのですが、フリーマーケットのように

物を売ったり、自分の作品を売ったりしていて、

そういうのを見るのも楽しいものなのです。

 

例えば工芸科の人が作品を売るとなると

実際に使えるお皿やコップ、指輪などもあるわけです。

工芸科の人達にとっては普通のことなのでしょうが、

自分達にしてみれば、「わ~すごい!これいくら?」といった具合なのです。

もちろん既製品にはないような奇抜なデザインの物も沢山あります。

 

現地で合流した作家の岸さんも、

「うつわが見たい!」

とのことだったので、周くんとの待ち合わせの時間まで、レッツ工芸棟!

「あれがいい、これがいい」

などと話している間に周くんとの待ち合わせ時間が近づき、

あわてて周くんの展示場所へ

おお!

恐竜だ!!

 

「独創感想画」と作品名があります。

あとで周君に作品名の由来を聞いたところ

自分のいつも思ったり思索していることに関して感想を絵にしたもの

だとか。

ちなみに読書感想文に使うような原稿用紙に、鉛筆で描かれています。

 

この展示名「君と羊と馬」はあわせると「群馬」になり、

参加作家も群馬の人だけで展示していました。

群馬の人って結構居るんですね…。

上の展示のポスターは周くんのデザインによるものです。

フォトショップ初めてなのに偉いなぁ。自分が大学二年の時なんて …

などと感慨にふけってしまいました。

完全におっさんですね。

 

もう一つの展示「雑食系男子」では、

この展示の周くんの作品は油絵だったのですが、

大人の自分が赤ちゃんを体育すわりで眺めている、

というなにやら意味深な作品でした。

諸事情でお見せ出来ないのが残念。

 

 

 

行ってみて思ったのは、やはり美大生の作品は

パワーがあるなぁということでした。

そして、院生の展示ともなると展示方法にも気を使っていて、

作品は展示方法、展示場所によって、

だいぶ見え方が変わるなぁということを改めて認識出来ました。

是非来年の29エンナーレに生かしたいですね。

 

周くん、展示のまとめ役でいろいろと忙しい時にありがとうございました。

 

そうそう、院生の展示といえば、

「めんたいこすくい」という作品があったのですが、

自分は「全部すくうまで帰れない」と思い熱中してしまい、

岸さんに置いていかれてしまいました…。

岸さんごめんなさい…。

もちろん全部すくいましたよ(わっか一個で)。

 

 

さて、次は三木真菜美さんが展示に参加する、

 

「取手Art path 2009 そこに山はあるのか」

12月3(木)~6日(日)

東京芸大取手キャンパス内

が行われるようなので、

行ってみようかと思います。

妙義山ユーザーとして微妙に親近感が湧いてしまう副題ですね…。

 

という訳で、以上WEB広報担当がお送りしました。

0 コメント

29エンナーレ(予定)

おひさしぶりです。WEB広報担当です。

まだこのHPを閲覧して下さる方々がいらっしゃるようで、

WEB広報担当としましては嬉しい限りです!

 

さて、しょうこりもなく、来年全く別の美術の祭典が、(ということにしておきましょう。何せ29年に一度の祭典なのですから…)群馬県は富岡市妙義町で行われるというではありませんか!

という訳で引き続きワタクシ、28エンナーレWEB広報担当が、当面は皆さんに29エンナーレに関する情報をお伝えしていきたいと思います。

改めてよろしくお願いしま~す。

(詳しくはまだ予定なので未定なのです…)

 

さて、ここで連絡です。

妙義28エンナーレにおいて、ごく一部でご好評をいただきました、

「面拓」(来場者の方が参加する作品で、来場者の方のパーソナル・イメージを作品の一部に反映させ、それを来場者の方に持って帰って頂くというものです)

なのですが、ただいま制作、発送が大変遅れまして皆さんにご迷惑をおかけしております。

鋭意制作中につき、もうしばらくお待ちください…。

申し訳ありません。

 

 

さて、今度は多摩美術大学の学祭にて、28エンナーレ参加作家小林周くんが、

グループ展示をするというので、レポートしていきたいと思いますよ~。

お楽しみに~。

 

以上WEB広報担当でした。

1 コメント

最終日

最終日が終わり、28エンナーレ無事終了となりました。

見に来てくださったお客さんもブログしか見れなかった方も、

また28年後にお会いできることを楽しみにしております…。

 

それでは!

0 コメント

明日が最終日!

ついに明日は展示最終日。

皆さん是非足を運んでみて下さい。お見逃しなく~。

 

さて、では作家紹介ではないですが、ここで

参加作家小林周くん(22)に突撃インタビュー。

展示あと一日を残しての感想を聞いてみました。

 

WEB広報担当(以下担当)「どうも~こんにちわ」

小林「こんばんわ」

担当「小林さんは多摩美の二年生ですよね」

小林「二年ですよ。油(油絵科)です」

 

担当「小林さん、どうですか。今回初の展示とのことですが」

小林「ん~、色んなことをしなきゃいけないんだなぁとおもって…

やったことがないことばかりで…がんばろうと思いました」

小林(ぶどうを食べながら)「これは良いぶどうだ。旨い…」

 

担当「小林さんは主にどんなお仕事を担当されたのですか」

小林「印刷されたキャプションをアクリル板に張り合わせたり…

来たお客さんに作品の解説をしたり…んんん(頭を抱えながら)お客さんと

話をしたことはダメだしされたので書かないで下さい」

担当「書きませんよ(すでに書きながら)」

 

担当「明日が最終日ですがどうですか」

小林「最終日だからいっぱい(お客さんが)来ると信じています…

あとは皆の作品を壊さないように搬出したいです…」

 

担当「小林くんはこの展示のあと大学構内で展示を企画されるんですね」

小林「はい。多摩美の学祭で『君と羊と馬』、『雑食系男子』という展示を

するので見に来てください。よろしくお願いします」

 

小林周くんありがとうございました!

明日最後ですが頑張りましょう。

 

以上WEB広報担当でした。

0 コメント

あと一週間!

展示会場も整ったし、あとはお客さんを待つのみ…

といったところなのですが、実は展示中も着々と作業は進行していました

 

まず立て看板。作家さんがカッティングシートを切り、そこにスプレーを吹き付ける、

という作業なのですが、なんと地元妙義中学校から心強い応援が!

お手伝いどうもありがとうね。

 

またDMがなくなりフライヤーをすり始めました。

ここでも岸さんのパワーブックがうなる、うなる。

 

あと一週間いい展示になるよう頑張りましょう~。

0 コメント

スタート!

 ついに妙義28エンナーレが始まりました!

展示前、展示中は上野村で合宿が行われ、作家の皆さん相当疲弊されたとか…

お疲れ様です。

 

展示空間ですが、作家の岸さん杉本さんを中心に展示方法を吟味し、

すばらしい展示空間が出来上がりました。

キャプション何回も作りなおして大変でしたね…

 

また、ふるさと美術館の島田館長をはじめ、アドバイザーの北村真先生、前館長の清水先生にもおいでいただき、ライティングの設定や展示方法をご指導いただきました。

ありがとうございました!

中でも大変そうだったのは16mの麻縄に洗濯バサミを60個以上を縫い付けるという作業があったのですが、

なんと縫い物上手の女性職員の方々のご協力で、ものの30分で出来上がってしまいました。

すごい!

「良い思い出になりました」

だなんて

いやいやいや

本当にありがとうございました。

 

 

 

妙義28エンナーレは8月16日まで開催中です!

 

 

0 コメント

DM配布の旅

今日は群馬県富岡市付近(あくまで付近)の中学校へ

DMを配りに行ってまいりました。

どこの中学校も暖かく迎えてくださいました。

どうもありがとうございました。

 

中でも立地が印象的だったのは、中里中学校でした。

中学校から叶山と言う山が見えるのですが、なんとこの山は、

頂上がありません。

真っ平らな状態です。

 

これは、セメント会社がセメントの原料をこの叶山から削りだしているから、

ということでしたが、かれこれ何十年も頂上が低くなり続けているとか…。

また、なんでも十二時の時報の代わりにセメント会社のダイナマイトが入るという、

なんともエキセントリックなお話も聞けました。

 

あとここの体育館と目の前の合同庁舎の建築は一見の価値ありです。

早稲田の建築チーム?が来て作ったらしいですよ~。

とても近代的でかっこいいです。

 

他にも色々あったのですがこの辺で。

以上WEB広報担当でした。

 

0 コメント

DM(お知らせのハガキ)完成~。

DMが完成し、着々と配布が進んできました。

DM作成に携わってくださった皆さんお疲れ様でした!

 

DMのメインイメージは妙義山にある「大」の字をイメージしているんだそうです。

大きな展示になるといいですねぇ…。

 

さて、先日、妙義山ふもとにある妙義神社に行ってきました。

NHK大河ドラマ「義経」の鞍馬寺のシーンの撮影が行われたり、

やんごとなきお方の避暑地として昔は一般人は立ち入ることが出来なかったりと、

とっても神聖な雰囲気のある神社です。

DMを置かせていただこうアポなしで伺ったのですが、なんと宮司さんのご家族にも作家さんが!

 

うーん、色々とつながっていくものですね…。

 

そしてここの宝物殿は、建物、中から見える風景も一軒の価値ありなのですが、

狩野探幽作の掛け軸など、お宝が目白押しなのでおすすめですよ~。

入館料も200円と、とても入りやすいです。

事前のアポイントメントなしで気さくにお話を聞かせていただいた川島さん、

どうもありがとうございました。

 

以上久しぶりの更新で申し訳ありません…、web広報担当でした。

0 コメント

小板橋慶子さんの個展に行ってきました!

群馬県富岡出身で、富岡の繭を使って作品を作ってらっしゃる

小板橋慶子さんの個展がやっているので行ってきました~。

 

小板橋慶子個展 「繭越しの眺望」

会期:四月二日~五月二十九日(金)

営業時間:AM九時~PM三時(土日祝日休)

会場:しののめ信用金庫 高瀬支店ロビー

アクセス:富岡インターをおりて最初の信号を左折、右手にセブンイレブン、ファミリーマートなどを通り過ぎるとまもなく右手に見えてきます

 

 

家を出てまず向かったのが富岡製糸場でした

するともうやっていないとのこと…がーん

しかし、親切な係のお姉さんが現在やっている会場を教えてくださいました

 

最終的に明らかに偉い役職の方までもが電話で場所を調べてくださり、

ありがたいやらうれしいやら恥ずかしいやら…

 

しかしなんという感じのいい方ばかりの世界遺産(暫定)なんでしょう、富岡製糸場は

そして申し訳ありません…今度はきちんと調べていきます…

 

また、富岡製糸場の入り口付近の「おぎのや」さんも色々なメニューのあるお店で

ファーストフード感覚で入ることが出来ます

 

自分は桑の葉(繭を作るお蚕の幼虫が食べる葉っぱです)のお茶(100円)を飲みました

風味は違いますが、普通のお茶のような飲みやすさですね

青臭いということもなく栄養もありそうでオススメです

皆さんもお蚕さんの気分を味わってはいかがでしょうか

 

 

さて、富岡製場でもらった地図をたよりに会場に向かいました

道に建物が少なかったので、案外あっさり見つかりました

方向音痴には助かりました…

 

しののめ銀行の南側のガラスにぴったりのサイズで

屏風の様なきれいな織物が飾ってありました

太陽の光が透けてとってもきれいです

皆さんもよろしかったら是非行ってみましょう~

 

小板橋さんの個展は、五月二十九日までやっています

会期はあと一週間ほどです。皆さんお早めに~

 

小板橋さんの作品は↓でも見ることが出来ます

http://yaplog.jp/koitabashi/

 

小板橋様、ブログ掲載許可いただきどうもありがとうございました!

0 コメント

新井淳一さんの個展に行ってきました!

 どうも皆さんこんにちは!

梅雨に入ってきたのでしょうか、肌寒い日が多くなってきました。

WEB担当です。 

 

本日、群馬県出身の作家、新井淳一さんの個展に行って来ました~。

場所はこちら↓

 

gallery&workshop   J: あけぼの荘

群馬県伊勢崎市長沼町1696

http://homepage2.nifty.com/art-art/

 

新井淳一個展

「欲望」

2009年5月15日~31日(金土日のみ開催)

13:00~18:00 OPEN

 

群馬県の現代美術ギャラリーです。

 

今回のテーマであり、個展の名前にもなっている、

「欲望」

しっかりと感じてきました~。

 

 

 

 

 

広い空間の真ん中には木彫が一つ、

そして周りには沢山のドローイング作品が。

 

「子供のころの『ああしたい、こうしたい』という『欲望』が制作の原点のように思う」

という新井さんの言葉通り、

無作為に手を動かしたかのような大量のハッチングに

観る者は正に「欲望」を想起させられてしまいます。

 

画像が粗くて申し訳ありません…。

展示の仕方もかっこいいなぁ…。

上に見える文字は作品名でしょうか?

額装されている作品もありました。

木彫作品です。

この形には一体どういった意味がこめられているのでしょうか…。

 

 

 

 

今回現代美術ギャラリーあけぼの荘さんには、二日間に渡ってお邪魔してしまいました。

新井さん、オーナーさん、ご多忙の中どうもありがとうございました。

とっても落ち着くアットホームなギャラリーでした~。

皆さんも是非!

 

 

新井さんの個展は五月三十一日まで(ただし回廊は金土日のみ)

開催されています。13:00から18:00までオープンです。

 

しかも、今後作品に……!なことが起こってしまうらしい…?

これは乞うご期待です!

是非ご自身の目でお確かめください。

何度も足を運びたくなってしまいますね。

自分もまた行こうと思っています~。

 

 

さて、そして気になる新井さんの28エンナーレ出展作品ですが、

今度美術館の方へ作品プランを提出しに行って参ります。

DMのデザインも岸さん、ヒラカワ君の協力でどんどん完成に向かっていますよ~。

 

 

以上、WEB広報担当でした。

1 コメント

中之条ビエンナーレのプレイベントに行ってきました!

今夏、群馬県は中之条町で行われる、「中之条ビエンナーレ」の

プレイベントが行われており「これは行かねば」ということで行って来ました!

http://www.bi-ku.com/nakanojo/

 

 

行政も本格的に協力している大イベントともなれば

見て勉強しておかなければ!

群馬県で行われる「エンナーレ」ですし、(かなり一方的に)親近感わいちゃいますよね

 

前々日にNHKでも放送されていたようで、会場には年齢性別問わず

沢山の方が来場していました

 

 

昼ごろ車で出発して、

車を運転すること一時間、「中之条」の看板が見えてきました

道に迷ったあげく地元の方に道を聞いたら

「そこに看板がありますのですぐ分かりますよ」

なんて方向音痴なんでしょうか…

とっくの昔に通り過ぎていました

教えてくださった方どうもありがとうございました!

 

会場は地元の建物などを利用しており、今回は二つの会場を見ることが出来ます 

その一つ、今回のメイン会場となる旧廣盛酒造に足を運びました

 

 旧廣盛酒造の会場に入ると沢山の作家さんの作品が並んでいます

 

 

平面作品もあれば彫刻、空間インスタレーションのような作品もあり、

鑑賞者を飽きさせません

ただ飾るだけではなく、ライティングなどの演出も凝っています

↑後ろに見えるのは映像作品です

指で影絵?のようなものを作り動かしています

↑おお

すごい!

この部屋は床が抜けていて天井から下まで十mくらいの

空間が出来ているのですが、そこの天井から糸を何本もおろし、

糸になんとミカンの皮を通してあります

 

「ミカンの皮を下さい」の張り紙もあり、ミカンの皮が余っている方は、

差し入れてみてはどうでしょうか(余計なお世話ですね…)

木彫りのメスライオン?の彫刻です(間違っていたらごめんなさい)

向かいにはチーター?の彫刻もありました

広い部屋に土が盛ってあり、そこから何か生えています

 ううむ

 

さてここで旧廣盛酒造を見終わり、

受付の方に他の会場の場所を教えていただき、

山の方へ向かいました

運転すること五分程で学校の脇に建物が見えてきました

中に入ってみると…

白塗りの壁にはタクシーの写真がいっぱい!

さらに奥へと進むと…

 

↓ピンボケですみません…

暗い部屋の中にぼんやりと光る地球儀とプロジェクター映像があります

なにやらレシートが貼り付けてありますね

プロジェクターで卓上に映し出されたは、

刻々と増えていくタクシーのメーターが!

そしてタクシー内で交わされたであろう音声も聞こえてきます

「あそこに見えるのは赤城山ですよね…」

などなど、思わずにんまりしてしまうことうけあいです

 

……

 

さて、今回中之条ビエンナーレに行ってきた訳ですが

地域の方に道を聞いた際の言葉の端々にも、地元の方と一体となって

このイベントを行っているのだなぁというのがひしひしと伝わってきました

会場となっている建物も素敵だし、作品も面白いものばかりでした!

 

自分の解説が足りてない部分がありますが、気になった部分は是非

八月二十二日から九月二十三日まで行われている会場へ

足を運んでいただいて直に作家さんに聞いてみてはいかがでしょうか

 

http://www.bi-ku.com/nakanojo/

 

また、今回ブログ掲載の許可をいただいた関係者の方々どうもありがとうございました

 

妙義28エンナーレWEB広報担当者

0 コメント

美術館へあいさつ

 こんにちは、WEB広報担当です。

 

本日は、岸さん(油画)と三木さん(油画)と自分の三人で美術館へご挨拶に行ってきました。

岸さんとは三日連続ですね…。

搬入、作品展示などの打ち合わせをし、美術館をあとにした自分達は、その後北村真さんの個展を見に行って来ました。

なんと北村さんは岸さんの高校の大先輩だったり、三木さんのご近所だったりと、色々知らないところでご縁が…。

自分達の展示のことなども相談にのってくださってありがとうございました!

 

上の写真は三人でお昼を食べたファミレスでのものです。

どうすれば子供っぽく塗れるか?と岸さんと自分とで少し熱くなっていました…。

折り紙は三木さんの作品です。最初鶴かと思いましたが全く違う形になりました。

なんだかプチグループ展みたいですね…。

 

それではまた。

 

0 コメント

妙義山登山

妙義山の大の字
妙義山の大の字

皆さんこんにちは!WEB広報担当です。

本日は、グループ展参加作家の新井さん(彫刻)と岸さん(平面)と一緒に妙義周辺散策の一環として、妙義山登山へ行って参りました。

 

新井さんの車に揺られること約五十分(どうもありがとうございました!)、無事妙義神社駐車場に着いた私達は、登山を開始しました(九時四十分ころ)。

まず目指すは大の字展望台(中腹ほど)だったのですが、運動不足の自分には、最初からかなりハードに感じられ、気が遠くなる思いでした。

 

ひぃひぃ言いながら登り始めて、約三十分ほどでしょうか、無事大の字展望台に到着いたしました。

↑この大の字は昔はワラなどで作られていたとか…。現在は金属のものになっています。

(写真の後ろに新井さんと岸さんが見えますね)

↓下は大の字から見下ろした風景です。町がちっちゃいですね。

さて、登山はここまで…と思いきや「え?これからだよ」とばかりに自分達を上へ上へとリードして下さる新井さん。恐怖はここからでした…。↓

 

え?行き止まり?

違います。良く見てください。右側に鎖があるのが見えるでしょうか。

こんなありがたい鎖があるなら登らずにはいられませんよね。

童話「蜘蛛の糸」を思い出してしまいます。

(※「ここからは上級者コースです。決して安易に立ち入らないで下さい」の文字があります。良い子は真似しないように。遭難者も毎年出ており、本当に危険です)

 

恐ろしい…。正に日本三大奇勝。登ってみて始めて分かるなぁと実感しました。

 

 

奥の院というのでしょうか?

何かが祭られています。

段々進んでいくと、足場は岩が増えます。岩なのですが、ぼろぼろと崩れ、ちょっとした不注意で危険なことになりそうなので気は抜けません。

↑の写真は天狗岩の手前だったでしょうか。

本当に天狗さまや仙人が居そうな雰囲気のある山肌が沢山見えてきます。

段々とひざがガクガク…。

最初の大の字展望台に登る程度の難所はざらになってきます。

少し見づらいのですが、右側に少し見えるオレンジの物体が、百円均一で買った「すごイー手袋」です。ゴムのような物でコーティングされているのですが、鎖で登ったり降りたりがすごく楽になり、おすすめです。なにより安いですしね。

写真だとこの恐怖が伝わりづらいかも知れないのですが、60度から70度くらいの斜面を三十メートル降りるところです。降り始めると結構簡単に降りられました。

 

この辺まで来ると、降りたり登ったりでどこも頂上といった感じです。

自分達は一番上(1100m程度)の少し手前の分岐点でくだることにしました。

 

途中まで鎖があるたびに「またかよ…」と言った雰囲気だったのですが、くだり始めると鎖など全くないのに降りなければいけない(しかし危険な)場所が増え、鎖があることのありがたさを身をもって知ることとなります…。

鎖さんありがとう…。

 

 

分岐点からくだる道は険しかったですが、くだりは比較的楽だったかも知れません。

しかし体力が消耗すると段々とひざにきてしまいますね。

 

数百m程降りると、段々とぬるい道が増え小走りで駆け下りました。

駐車場についたのは二時半ころだったと思います。

 

 

色々大変でしたが、新井さんのリードがなければさらに難しかったかも知れません。

でも本当にいい体験でした!楽しかった。

 

帰りに妙義ふるさと美術館下のもみじの湯で汗を流し、ご飯を食べ解散となりました。 

 

新井さん岸さんどうもありがとうございました。

0 コメント

妙義周辺散策へ

お久しぶりですWEB広報担当です。

本日、グループ展参加作家の岸恭平さんと妙義ふるさと美術館を見学に行って来ました!

妙義神社近辺はツーリングの人たちや登山客の方たちでにぎわっていました。

その後、富岡市のアトリエU.E.へ行き、展示を見て、福沢一郎記念美術館へ行きご飯を食べて帰って来ました。

そろそろDMにとりかからないとですね…。DMを置いていただけそうなところはいくつか見つかりました~。

0 コメント

妙義28エンナーレHP開設しました

妙義28エンナーレ実行委員会のWEB担当です。

本日妙義28エンナーレHPを開設いたしました。

皆さんよろしくお願いします。

2 コメント

妙義28エンナーレ

このページは

 

妙義28エンナーレ(若手作家グループ展)

 

に関するページです。 

 

 

会期: 平成二十一年 七月二十八日~八月十六日

 

場所: 妙義ふるさと美術館

    http://www.city.tomioka.lg.jp/facility/003/

 

アクセス

 

電車…

JR高崎線高崎駅からJR信越本線に乗り換え、JR松井田駅よりタクシーで十分。

車…

松井田妙義ICより最初の信号を左折、r51を直進して次のT字路を右折。r213を道なりに十分。

 

妙義ふるさと美術館

 

 

妙義28エンナーレとは…http://www13.jimdo.com/app/707704/274064415/

妙義28エンナーレ参加作家一覧http://www13.jimdo.com/app/707704/274064815/

 

 

 

 

 

 

※この記事がブログの一番上に常に表示されるようになっています。

更新された新しい記事は、この記事のひとつ下のものになります。

明日はアーティストトークの日

アーティストトーク 3月5日(土)14:00 ~15:00 予約不要

アーティストが作品について解説します。ご来場いただいた皆さんの質問も受け付けます。作家に直接はなしを聞けるチャンスです。スペシャルゲストとの対談も企画中!ご期待ください。

 

会場の写真です。作品手直し中のキールさんがうつっていますが…!

ぜひ会場にお越しいただいてアートを体感して下さいね。

朝日群馬のミニコミ紙に掲載されました!

3月1日のニューライフ富岡に妙義34エンナーレの事が掲載されました!朝日群馬様、ニューライフ富岡様ありがとうございました。

 

世田谷の美術館、福沢一郎記念館の学芸員、伊藤佳之さんにご寄稿いただいたものをアップしました!よろしくお願い致します。

妙義34エンナーレはじまります。ブログ再開!

こんにちは、妙義エンナーレ実行委員会です。妙義エンナーレが前回から約一年ぶりに帰ってきました!
3月1日~27日の期間、約束の地、妙義ふるさと美術館にで開催致します。開催に伴いここのブログもどんどん更新していく予定なのでよろしくお願いします♪

展覧会のパンフレットとワークショップのパンフレットです。すでにお手に取っていただいている方もいるでしょうか?

群馬県内の美術館、富岡市の公共施設などに配布しています。どうぞよろしくお願いします。

明日!8日(日)アーティストトーク&呈茶パフォーマンス

いよいよ明日、8日(日)はイベントの日です!

みなさまの来場を作家全員でお待ちしています。

 

■アーティストトーク13:00~14:00

アーティスト全員が自分の作品の前に立ち、作品解説をします。

ご来場いただいた皆さんの質問も受け付けます。作家に直接はなしを聞けるチャンスです♪

スペシャルゲストとの対談もあり!ご期待ください。

■呈茶パフォーマンス15:00 16:00 無料

小堀遠州流の茶人、小堀宗峯が、作家キール・ハーンの制作した茶室でお茶をたて、参加者にふるまいます。妙義山の絶景と本格的なお茶を楽しめます。

上毛新聞、西北毛地域情報コーナーに掲載されました

本展示の情報を載せていただきました◎

作品のことをそれぞれ詳しく紹介して下さって嬉しいです!

上毛新聞「ぱれっと」に掲載されました

先週の話なのですが、上毛新聞「ぱれっと」に妙義33エンナーレの記事が掲載されました。

主に出展作家・温井大介の作品を紹介してくださいました。ありがたや。

画像を大きめに載せたのでぜひ読んでみて下さいませ。

富岡アトリエより

こんにちは。出展メンバーの大竹です。

写真は富岡市にある大竹のアトリエの様子です。妙義展示の新作を制作してますよ~。写真は原寸大の下絵です。

私の今回の展示は「美術館でのアトリエ再現」です。普段アトリエで使っている画材や染色道具を美術館に持ち込んで公開制作をします。そして展示期間中にひとつの作品を完成させます。

…とはいってもある程度までは絵を進めないとまずいので急いでおります!作品搬入もいよいよ今週末です

作家より このごろのこと③

そろそろひとりの連投が恥ずかしくなってきた遠藤です。


大竹さんのおかげでパンフレットもできあがり、展覧会まで秒読みとなってきました。

先週の週末には、私と阿部君は群馬で温井さん大竹さんにお会いして阿部君の作品撮影を行いました。

どんな内容かは展覧会でのお楽しみとするとして、

私はこの阿部君の作品の一連の撮影に同行するのが5件か6件めになるのですが、

これがけっこうおもしろいものです。

当たり前ではありますが、撮影する相手がいれば内容が変わってきて毎回違った展開になりますし、

カメラを向けられた人たちが、「映る自分」を意識して変化するところが特におもしろい。

ただ、私の声も入ってしまうのでついついいらないことを発言してしまい反省するのも毎回のこと…。


撮影後には展示内容の打ち合わせもでき、

その日は一気に3件の撮影をしたので盛りだくさんの日でした。


さて自分の作品のことを考えると胃が痛くなってまいります。

自分で言うのもなんですが、学生のころからあんまり作品を締め切り前に追い込むということがなく

余裕を作って制作するタイプ。

追い込まれた時の自分はろくなことをしないので信用してないだけなのですが。


今回は途中で制作し直しの作品が発生したりして、もしかしてぎりぎりなんじゃ…。

亀のスピードで進行しながら、焦らないように自分に言い聞かせつつ…。


そんな、絵の具の乾き待ちの間に書いたブログでした。

(遠藤)

展覧会とワークショップのパンフレット

大竹です。展覧会のDMとパンフレットとワークショップのパンフレットが印刷所からやってきました!

これから群馬県内を中心にどんどん配布していきます。広報がんばりますのでぜひお手に取って下さいね◎

…もちろん作品制作もがんばります…!(大竹)

作家より このごろのこと②

こんにちは。

連投の遠藤夏香です。

 

昨日は東京で雪が降りました。

群馬も振っていたのでしょうか。

 

昨年の大雪の時は都心も大混乱でしたが、

都会の大雪が珍しくて

夫とともにわざわざ夜に近所へ出かけて

高速道路に降り積もる雪を見たりしました。

雪夜は明るくてきれいでした。

翌日道路の大混乱にしっかりと巻き込まれて散々でしたが。

 

さて、写真は私の作業中風景。1ヶ月ほど前のものですが。

ぜんぜん作家ぽくなくてかっこよくもなんともないんですが。

私は作業場を持っていないので、部屋の一部にシートを敷いて道具を出してきて描きます。

普段はここ、普通に生活してる部屋ですので全部片付けないと我々夫婦は寝られません。

夫も今回の妙義33エンナーレ出品作家、阿部浩之といいましてこれまたものを作る人間なわけですが、

じゃあ彼はどこで作業をしているのといいますとこの部屋の反対側のすみっこ。

彼は私ほど部屋を汚す可能性がないのでもっとこじんまりともそもそ。

 

人生計画的には来年度、作業部屋を持つことが目標ですが

大きな白い壁に白い画用紙貼ってのびのび描く日がはやく来ますように!

 

それまでは阿部家の蔵書を汚さないようなんとかがんばっていきます。

 

 

制作のほうはといいますと…

順調とはいきません。いつになく。

妙義のお山の前では、姑息なことをしたら神様に怒られてしまいそうなので

できることをちゃんとやるしかないですね。

 

ほかのみんなはどんな調子でしょうか。気になるなー。

 

(遠藤)

作家より このごろのこと

こんにちは。

妙義33エンナーレ出品作家の遠藤夏香です。

妙義エンナーレまで1ヶ月を切りました。

作家さんそれぞれ制作に励んでいることと思います。

 

寒い寒いと家にこもって作品とばっかり向き合っていますのもなにかと思いまして、自分に公共性を持たせて奮い立たせる意味も含めてブログに投稿してみることにしました。

出品作家の妙義33エンナーレに向けた生活などを書いてみます。

 

朝晩寒くて寒くて、立春といえど春なんてまだどこにも!と思いましたが、昼間ベランダで作品にフィキサチーフ(パステルなんかがとれないようにするのり)をかけていると日差しはあったかくてはしっこには春が隠れているような気もしたり。

 

 

 

 

私は今回、妙義エンナーレには3度目の参加となります。

主催の温井さんは不思議な方で、

妙義エンナーレのコンセプトは何度聞いてもわかるようなわからないような…

賛同できるようなできなような…  (温井さんごめん)

でもそんな流動的なおもしろさを持ちつつ妙義エンナーレのためにさまざまな人と会い、話して、

群馬の美術に関わる人をつなげていっている行動力はすごいです。ありがたいです。

そんな温井さんにご縁があったということと、

妙義山という魅力ある場所に、しかも定期的に継続して、

作品を展示できるということが自分にとってはよいことと思えて参加を続けています。

 

私は群馬で生まれ育ち、美大進学後東京で暮らしてすでに10年以上たちました。

妙義エンナーレで作品を展示しに行くと、なんというか、

展示しに行くというより 奉納 しに行くような気分がします。

おおげさにいうと 地元の山にお参りして自分を清めて帰る じゃないですが。

 

実際、東京から妙義ふるさと美術館に向かうと、

藤岡から信越道に入ったあたりから急に山深くなって、

堂々たる妙義山が見える時にはなんだか拝みたくなるのは私だけではないと思うのですが…。

 

 

ぜひ、山の景観と温泉と展覧会をセットで楽しみにきていただければ。

 

(遠藤) 

妙義33エンナーレComing Soon!!!

こんにちは。出展作家の大竹夏紀です。

ひとつ下の記事が2011年で止まっていますが、妙義33エンナーレの開催もいよいよ1ヶ月を切ったので、ブログを再開します。

 

ここのブログでは展覧会が始まる前は準備の様子、始まった後は展示の様子やイベントレポートなどを載せていこうと思います。それとより身近な視点で、作家の制作や作家の素顔!?なんかもかけたらと思っています。なるべくまめに書いていこうと思いますのでどうぞブログをみて下さいね。

 

会場である妙義ふるさと美術館に行きました。そうそうたる妙義山の絵画が展示してありました。あと一か月後にここに私たちメンバーの現代アート作品で埋め尽くすのです!どんな感じになるのでしょう…。

メンバー一同気合を入れていきますのでどうぞよろしくお願いします。

(大竹)

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンスのレポートを書きました。

7月31日(日)に開催されました、

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンスのレポートを書きました。

 「アーティストトーク」のページにあります。

当日の様子が写真を通して綴られています。ご覧下さいませ。

 

「アーティストトーク」

http://myoghi.jimdo.com/アーティストトーク/

0 コメント

大雨と妙義美術館

日曜日は大雨でしたね。妙義美術館もこの通りです!

雨雲に包まれた妙義山もなかなか。

0 コメント

ギャラリートーク、呈茶パフォーマンス開催しました。

7月31日は、作家によるギャラリートークと小堀宗峯さんによる呈茶パフォーマンスを開催致しました◎イベントの模様は後ほど記事にします!

0 コメント

中之嶽神社に行ってきました

小堀宗峯さんが妙義美術館へ来てくれました。

31日に行う呈茶パフォーマンスのリハーサルのためです。

お茶の道具も持ってきて下さったのですが、本格的でかっこよくてびっくり!そして高そう…

当日は出展作家の大竹の制作の着物を着てのパフォーマンスをします。

とても楽しみです!

 

リハーサルが終わった後、せっかくなので近くの中之嶽神社へ行きました。

中之嶽神社は妙義美術館からさらに山へ登る道を車で約10分のところにあります。

出展作家のキールさんもいっしょです。

とてもどでかい大黒様がいます!

 

手水がキラキラしていてきれいです。お不動さまがいますね。

 

緑がきれい!それにしてもいいお天気でした。

 

併設されているお食事処でさしみこんにゃくを食べました。

私は群馬の田舎で食べるさしみこんにゃくが大好きなのですが、キールさんはちょっとにがてみたいです。

真ん中のオレンジ色のこんにゃくが何味かわかんないね~っていいながら食べました。

 

 

 

☆追記☆

小堀宗峯さんがお茶をたてている写真をゲットしました!素敵です

0 コメント

地域とアート

群馬県立近代美術館で「地域とアート」という、

妙義29エンナーレに関係ありそうな講演会があったので行ってきました。

 

お話はフランスのグレー村という、アーティストが自然と集まった村に関してでした。

グレー村というのは本当にただの農村だったのが宿が出来、世界中、そして多方面から芸術家が集まって発展していったということです。

そして、集まって、その後祖国に帰っていった芸術家達は、それぞれの国で芸術のキーマンになっていった、というド偉い場所のようです。

日本で言えば黒田清輝や浅井忠らがそうらしいです。

 

宿の出来る過程も面白くて、もともと農村だからもちろん普通の農家の家しかなく、

しかし、そこを画家が尋ねるわけです。

「この辺は風景も良いし、ここら辺に泊まって制作したいんだが」

最初は農家の人々も納屋や馬屋などをあてがっていたものの、余りにもそういった人達が増え、それならば、と自然と宿もやるようになっていったそうです。

農家の家は部屋も広いので、広いアトリエのある貸室など、独自の方向で経営をすすめていったということでした。

 

自然に出来たアーティストインレジデンスのようなものでしょうか。詩人や音楽家、文芸家などさまざまな芸術家が集まったそうです。

 

そして、日本にもいくつかそういった場所がある、とのお話だったので、妙義も…と、もくもく想像を膨らませていたら講演が終わってしまいました。

とても有意義な講演だったので、また行きたいと思います。

 

「地域とアート」講演会は全三回。

群馬近代美術館のホームーページに詳細があり、

電話などで申し込むことが出来ます。

 

 さて、妙義29エンナーレ参加作家の三木さんが、

2010年度、美術予備校のパンフの表紙を飾ったようなので、

皆さん見てみましょう。

 http://www.tachibi.com/univ/no43/univ43.htm

やっぱりキラキラマークですね。

 

それでは今回はこの辺で。

WEB広報担当でした。

0 コメント

来馬した三人

先日、はるか都内から、群馬県は妙義町まで三人の芸大生がきてくれました

 

その三人とは、去年展示に参加してくれた三木さん、

三木さんのお友達のハセミくん、そして同じく三木さんのお友達で

群馬県出身のコイソくんでした。

 

三人は妙義ふるさと美術館へ向かい、真剣な目で展示空間を眺めたあと

(急に目が真剣になってました)、妙義の文化発信地のひとつ妙義神社へ。

 

妙義神社は、建物が日光東照宮を建てた名工が携わっていたり、

やんごとなきお方がその昔避暑地に使われていたりと、

由緒ある場所なのですが、 今もNHK大河ドラマの撮影で使われたりして、

現在でも妙義町の文化の中心の一つなのです

(なんでも、現在も建物や石段が昔のままの姿なので、昔のシーンを撮るにはうってつけだとか)。

 

三人とも妙義神社の石垣や古い建物に、これでもかとシャッターを浴びせていました。

 

神社の坂で軽い運動(と言っても自分はすでに息が切れていましたが)をしたあとは、

コイソくんが食事をとっていないと言うので「カナル」へ行きました。

妙義神社の坂を左に下ったところにある、「カナル山の家」のマスターとママは、

とても優しい方で、しかも料理もおいしいのでオススメです。

そしてなにより文化活動をしている若者に対し、いつも暖かい言葉をかけてくれるのです。

癒されたい芸術家の方々はここに集ってください。

 

おいしいピザとお茶でお腹も膨れたところで、時間も時間なので、

最後に三木さんの心のふるさと、富岡市の自然史博物館へ

(三木さんは一年に百回いくほどのヘビーユーザーです)。

 

ここは、大昔からの生物や自然環境の歴史について模型などを交えて学習出来る施設…

なのですが…とにかく規模が大きいのです

ウルトラサウルスの足の復元骨格やブラキオサウルス、ティラノサウルスの動く実物大の模型から恐竜が人類並に進化したらどうなるか…という恐竜人の模型からトキやホッキョクグマの剥製、メガロドンの復元骨格などなど…

とにかくありとあらゆる生物の骨格、剥製などが実際に触ったりしながら見れる場所なのです

二人も喜んでくれていたようで良かったです

 

 今回遠くから来てくれたわけですが、

三人とも本当にやる気と前向きさにあふれていて、

妙義で見るいろいろな物を吸収していったようでした

 

また着てくださいね

 

それではまた~

WEB広報担当でした

 

0 コメント

がらんどぅ!

 いつのまにか年が明けていました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

WEB広報担当その1です。

 

 本日東京藝術大学でかっこいい展示を見てきたので、

いつも通りどうしょうもないレポートを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

一つ目は東京芸大美術館地下一階で行われていた、

 

「まばゆい、がらんどう」

http://www.geidai.ac.jp/info/20100108.html

 

これは東京芸大写真センターが主催して行われたものです。

多様化する現代美術の前線で、さまざまな表現方法を用いて

活躍されている作家さん七人による展示でした。

 

どれもかっこいいオシャレな作品ばかりだったのですが、

志水児王(しみずじおう)さんの作品は「まばゆい、がらんどう」

という展示名にぴったりの作品でした。

 

志水さんの作品の展示室は暗闇になっていて、カーテンをめくって部屋の中に入ります。

すると正面の壁面の最下部、丁度床と壁の境目に、

一本の緑色の糸のような光が当たっています。

 

「こういう展示作品なのかな?」

と思って数秒眺めていると、どうでしょう、

みるみる水平線が上に変形しながら広がり、

ベジェ曲線のようなものが何本も作り出されてゆきます。

 

まるでコンピューターグラフィックのようですが、

これは、床に垂らした水たまりに真横から緑色の光を当て、

その水面の微妙な弧を映し出したものだったのです。

その光源が上下しているので、角度によってときには水平に、

ときにはグラフのような曲線に見えたりするようです。

すごい!二度も三度もびっくり。

そして当然見るときどきによって水のたまり方も違うので、

曲線も変化して行くのです。

 

高校の物理が全然出来なかった担当には、

とうてい厳密に原理が理解出来なかったのですが、

当のご本人は「こういう単純な作品なんですよ…」とスタッフに冗談まじりで

おっしゃっていたとかいないとか。

 

そしてレーザーの余りの緑さ加減に岸さんは

「うっ…部屋出たとたん景色が紫一色に…」

と漏らしてらっしゃいました。

これがうわさの補色残像…。

 

そしてふたつめは

「デジタルオイルペインティング」

 

 

これパソコンで油絵の具が塗れます。すごい。

 

有名なCGイラストレイターの作品の展示もありました。

塗っている手順が保存されて、一から追って見れるのは面白いですね~。

 

 

さて、油絵の特性の一つは、メディウムを光が透過して、

鑑賞者に対して色が重なるレイヤー(層)を見せることが出来ることだと思います。

 

従来のペイントソフトでもそれは可能でしたが、あくまでそれは平面上のもので、

「下の色と上の色が重なると、この色が出来ることになります。

なのでその色をモニターに表示します」

といったものであったようです(分かりづらくてすみません…)。

ついでに言うと、従来のソフトの上では平面だけで、奥行きがないので

物体が重ならないのです。多分。

 

 

しかしこのソフトは、

「下の色はこの色が塗られています。上の色はこの色が塗られています。

なので光が通るとこの色が見えます。」

という、現実に近いレイヤーを作ることが出来るようです。

ついでに言うと奥行きがあるので、

実際にパソコンの中で顔料が重なっている状態が出来ている

ってことだと思います。多分。

(全然わかんないですね…詳しくは展示会場でどうぞ!)

 

また、うわさの物理エンジンという奴が搭載されているのでしょうか、

絵の具がたれたり盛り上がったりします。すげー。

 

一行で書くと

質量をもった実際の油絵の具(みたいなもの)をパソコン上で塗れるソフト

だと思います。

会場では実際にそのソフトをさわれるので、気になる方は是非!

 

他にも油画科の内覧がやっていて一足早く卒展が見れたり、

三木さんのお友達のお話が聞けたりと有意義な一日でした。

 

 

 

さて、そして三木さんが今度は北千住で傘!の展示をするようです。

 

JOBANアートアンブレラin北千住

世界に一つのマイ傘を作ろう!(参加費無料・先着100名・申し込み方法は下記参照)を行います。

参加者は、ご自分で完成させたペイント傘を、その場でお持ち帰りいただけます。

※使用する傘は、JR東日本が忘れ物として受理後に引き取りがなく、拾得物として警察へ届け出て、一定の保管期間が終了し警察から返還を受けたものです。

日時平成22年1月23日(土)10:00~15:00

場所JR北千住駅南改札口前広場(南改札口から出た突き当たりの3階コンコースです)

興味のある方は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。

以上、WEB広報担当でした。

0 コメント

neoneo展女子に行ってきました!

                              大竹夏紀   |   ひみつ    (絹にろうけつ染め)
                              大竹夏紀   |   ひみつ    (絹にろうけつ染め)

 

 

 

 

 

今回は、高橋コレクション日比谷における「neoneo展女子」で群馬県富岡市出身の

作家さんが参加している、ということで見てきました!

 

うわ!日比谷きれい!おしゃれ!

ということで高橋コレクション日比谷も、とってもきれいでオシャレな空間でした

 

群馬出身の作家さんは大竹夏紀さんという方で、

作品はろうけつ染めという昔からある染めの技法を用いた作品でした。

ただ染料は化学染料などを使われているとのこと。

大竹さんの作品はとても明るくて、キラキラした生命力があふれ出ているかのようです!

 

ちなみに、この作品の中に見られるあざやかな青は、

パテントブルーという化学染料を使ってらっしゃるそうですが、

これは青色202号として皆さんの食卓?にのぼっているモノと同じモノらしいです

親近感が湧いてしまうのは自分だけでしょうか…。

 

 このろうけつ染めを使って大竹さんは「アイドル」を描いています。

どういったことかというと…。

↓以下大竹さんのHPからの抜粋です。

 

『染色の伝統技法であるロウケツ染めで少女絵を鮮やかにPOPに描く。
テーマである少女とは「アイドル」のことである。
少女漫画のヒロインやメディアに登場するアイドル達は
かわいい魅力でキラキラとまぶしく見るものに夢を与える。
徹底して愛らしさを求められた少女達は
人々から憧憬され、誇張され、生身の現実感から離れてゆく。
そして人々の欲望と妄想で作られた少女像は圧倒的な存在感を放ち始める。
決してリアルではない仮想現実な夢である彼女達。
そんな現代の少女像「アイドル」を描く。』

http://bamboosummer.main.jp/profile.htmlより

 

 

ふむふむ。

自分にも分かるように書いてしまうと、

『アイドル』は現実とはかけ離れている存在だけれども、

それゆえかとてもキレイで美しい、夢を与えてくれる存在。

そんな魅力的なアイドルを発色などもキラキラでベストな

ろうけつ染めで描いている、ということでしょうか…。

(キラキラのアイドルを描くために色々試した結果、

絹に酸性染料を用いてろうけつ染めで描くのが

発色などもベストだった、ということです!

作品のキラキラの秘密はここにありそうです!)

 

わたくしWEB広報担当は、ビジュアル信仰とも言うべき現代の偶像崇拝の

一つのあるべき形を大竹さんの作品に見ましたよ…。

 

 

 

ええと…最後に、このブログをごらんの皆様に、ろうけつ染めを全くやったことのない

WEB広報担当が、図を用いてろうけつ染めを説明させて頂きます。

(間違ってたらごめんなさい…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左図の点線の中を染めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓点線をロウで囲みます。自分は筆を描いてしまいましたが、ロウを塗る専用の器具があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロウを抜くには専用の薬品なども使うようです。

染料を定着させるには、高温の蒸気を用いたりするようですね。

 

 

以上、今回記事作成にご協力いただいた大竹夏紀さん、

どうもありがとうございました!

大竹さんの作品は、女性が存在しつづける限り輝き続けるような、

そんな作品だと自分は思いました!

 

neoneo展女子は12月27日まで行われています。

興味をお持ちの方は是非!↓

 

「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく

2009.10月31日(土)-12月27日(日) 11:00-19:00 毎週月曜日休館 

会場:高橋コレクション日比谷

 

 

 

 

以上WEB広報担当でした~。

0 コメント

大の字の話

さて、前々回に引き続き、妙義28エンナーレにまつわる話を

ブログ上でフォローしていこうかと思います。

 

今回は28エンナーレのメインイメージ制作について、

作家の温井大介さんにお話をうかがいました。

 

 

~イメージはケルト模様?と大の字?~

 

 

WEB広報(以下WEB)「こんにちわ~」

 

温井「こんばんわ~」

 

WEB「早速お話を聞かせてください。妙義28エンナーレのDM上にプリントされていたり、HPの

 

上の方につねに表示されている『アレ』ですが…」

 

 

 

← アレ

 

 

温井「はい。妙義28エンナーレのシンボルマークといいますか、メインイメージといいますか、

 

そういったものです。妙義山中腹に実際に設置されている、巨大な『大の字』をイメージして作りました」

 

WEB「あ。なるほど~、妙義山に行くと見える白い大の字がモトだったんですね~」

 

温井「そうです。やはり、妙義での展示だったので、妙義や妙義山をイメージさせる何か そう

 

いうマークを考えてこうなりました。

 

また、もともと妙義山の大の字は、大日如来を遠くからお参りできるようにと設置されたものだ、と聞きました」

 

 

←近づくとかなり大きい妙義山中腹の大の字は、

昔は藁で作られており、登山客がお守りとして少しづつ

持って帰っていたものが、近代になり金属のものにかわったらしいです。

 

WEB「なるほど~、もともと大の字は昔から妙義という土地に浸透、定着しているシンボルだったんですね」

 

温井「そのようです」

 

WEB「ちなみにこのウネウネの紐のようなものは…?」

 

温井「ケルト模様をイメージしました。でも段々描くのがだるくなって…」

 

WEB「ケルト模様だったんですか!私もケルト大好きです。左下部分はスニーカーのようにも

 

見えますね(笑)」

 

温井「自分もケルトが好きで…でも全くケルトと一緒って言う風にもしたくなくて

そういう要素を入れたりもしました…」

 

WEB「ほうほう」

 

 

 

 

~新しい大の字は、妙義の地から美術を発信するためのシンボル?~

 

 

WEB「何風にしたいとか、そういうようなことはあったんですか?」

 

温井「特に何風にしたい、という感じではなく、 土俗的で力強いデザイン

 

にしたいというのがありました。余り文化的でなかったりするけど、

 

それゆえに力強い、とでも言うのでしょうか。

 

日本で言えば上代のもの、あとは古代中国、原始ケルトなどもそうです。

 

もともと妙義神社が出来たのもそういった時代(上代)らしいですし、

 

ともかく東京から離れた群馬の土地で群馬の者が美術を発信しようとする時、


そういうことが大事なんじゃないかなとも思います」

 

WEB「なるほど~」

 

 

~来年の大の字は?~

 

 

WEB「ちなみに来年のマークはどうなっているのでしょうか?」

 

温井「まだ出来てません…。でも多分大の字になると思います」

 

WEB「ほうほう。楽しみですね」

 

温井「はい。28エンナーレでは『ケルト模様にしました』と言ったら岸さんに切れられそう

 

になったので、 次は怒られないように頑張りたいです」

 

WEB「岸さんはケルト模様が余りお好きではないんですか?」

 

温井「いやそんなことはなくて、むしろ岸さんもケルト模様がお好きみたいなんですが、

 

自分のデザインがあんまり適当だったんで『こんなケルトないだろ…』的な感じで」

 

WEB「それは困りましたね。でも、それは模倣したデザインということですよね」

 

温井「あんまりデザインデザイン言うと、本当にデザインやってる人にも怒られそうなんで …」

 

WEB「そうですね…それでは今回はこの辺でしめさせていただきたいと思います」

 

 

WEB「今日はどうもありがとうございました~」

 

温井「ありがとうございました」

 

 ------------------------

 

マークひとつにも色々あるんだなぁと感じました。

 

インタビューには書いてないのですが、今回の記事を作成するに

あたって、妙義神社などに関する貴重なお話を教えていただいた、

妙義にお住まいの美術作家の川島一恵さん、

どうもありがとうございました!

 

妙義山に関しては知れば知るほど疑問が湧いてきます。

記事に関すること以外でも教えて頂いたことを少し書きますと、

妙義という地名の発生の経緯など、

妙義で美術の展示をする上でも大変参考になる、興味深いお話でした。

 

川島さんに教えていただいた妙義の情報は、

まだまだあるので、さらに妙義に関するレポートにつなげていきたいと思います!

 

さて、次回はneoneo展についてレポートしていきたいと思います。

以上WEB広報でした!

1 コメント

「東京版画~exhibiton×auction~」

妙義28エンナーレ参加作家の榊原慶さんの参加する展示、

「東京版画~exhibiton×auction~」

アクセス:http://gyre-omotesando.com/

2009年12月12日 ~ 2009年12月20日

 11:00から20:00まで

 

へ行ってきました!

 

展示とオークションが同時に開催される東京版画は

東京芸術大学版画科の卒業生などが参加する展示のようです。

展示場所のgyre(ジャイルと読むそうです)は建物がすこしずつうねって

上に伸びていく外観で、すごく印象的です!

 

早速中へ進むと、一階がシャネルでちょっとお客さんがすごそうですねこれは…。

 

展示は版画+オークションで落札されるということもあるせいか、

部屋にも飾れるサイズのものがほとんど。

木版、木版+ドローイング、銅板、シルクスクリーン、リトグラフと、

表現方法もさまざまで、しかも一つ一つの版画にいろいろな技法が凝縮されていて、

版画のことが全く分からない自分は、話を聞いているだけで面白かったです。

 

 

榊原さんの作品は、妙義28エンナーレで展示していた作品の延長のような作品で、

少女が森の中で椅子に座って思索にふけっている、というもの。

かわいいけど、ちょっと森に入るのが怖くなってしまうような雰囲気もある作品でした。

榊原さんいわく、

「小さい作品だから楽かと思ったら、全然そんなことはなく大変だった」

とのこと。

 

肝心のオークションは

 

 12月20日(日)18:30~

 

から始まるようなので、興味のある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

余談

版画仲間で28エンナーレ参加作家の杉本泰三さんの話も聞けました。

え?杉本さん?版画やめた?!え!?

 

榊原さんどうもありがとうございました。

0 コメント

取手ART PATH 2009 「そこに山はあるのか」

今回、行けなかった自分の代わりに取手ART PATH参加作家の三木さんと、

WEB広報担当二号さんがレポートを書いてくれたので、そちらをアップします。

ちなみに取手は東京藝術大学の一部キャンパスがある場所です。

上の画像を提供してくれた二号さんありがとうございました。

 

以下、三木さんのレポートです。

-----------------------------------------------

 

 

そこに山はあるのか

 

「そこに山があるから」

なぜ山に登るのかと問われた登山家はこう答えました。


山はいつもそこにあり、登山家はそれに挑み続けるのです。


 

では芸術を学ぶ私たちはなぜ作品を作るのか。


「そこにアートがあるから」
ではないはずです。
なぜ私はアートをするのか?アートとは何なのか?

私とは何者なのか?
私たちにとっての山はそれらの問いそのものであり、

一つの問いがまた新たな問いを生みながら、延々と続く山脈のようにそびえ立ちます。


しかし私たちにとって大切なのは、今すぐに問いの答えが見つかるかどうかではなく、


答えを探して自らに鋭く問い続けることです。
(取手ARTPATH2009ホームページより)

 

12月の4日~6日まで東京藝術大学取手校地にて行われた、

取手ARTPATH2009の報告です。
取手ARTPATH2009は東京藝術大学絵画科油画専攻と

先端芸術表現科の1年生が連携し、企画から運営まで全て学生自身が行う作品展です。

 

夏休み前にはデザインやイベント、展示などの班をつくり本番に向けての

話し合いが行われました。
今回の「そこに山はあるのか」というテーマも、たくさんの候補をだし何回もの
討論を経て決められたものです。
ちなみに私はレセプションパーティの企画、調理などをしました。


展示作品は、二つの科が参加してあるだけあってかなり色々な作品があるな、と
いう印象です。
絵画や写真、インスタレーション、映像、立体など、1年生がこの1年間で得た
ものを様々な形で作品にしていたと思います。

またゲスト公開講評会として鴻池先生に講評していただける機会があり、

良い経験にもなりました。

 


取手には学生だけでなく、共同のアトリエがあったり、

個人で作家活動をしている人も多く住んでいるようで、取手アートプロジェクトや、

取手競輪場を利用したアート屋台というイベントがあったりと、

アートに関心のある町だなあと感じました。

また次に向けて頑張って行こうと思います!!

 

---------------------------------

 

続いてWEB広報担当二号さんのレポートです。

 

---------------------------------------------------

 

全体感

 

取手アートパスは学部一年の作品が中心の展覧会です。

そのせいか、作品は模索段階かなと感じる物が多く有りましたが、

ある意味では未知数な才能に触れる事が出来て今後がとても楽しみに思えました。

 

印象に残った作品

 

美術館で展示していた白浜くんの油彩画はサラリとした人物画で

色やタッチの対比が素敵でした。

同じく美術館の展示作品で先端二年の中島さんの写真は

箱庭的なファンタジーに溢れたモノクロ写真です。

ほのぼのとした雰囲気に好感をうけました。

 

三木さんの作品
抽象表現の作品は意外と少なく目立っていました。
油絵特有のくどい画面ではないので

カフェなんかでのんびりと眺めていたい作品だとおもいました。

-------------------------------------------

 

 

 

以上お二人のレポートでした。

自分はHPなどしか見ていないのですが、取り組み方に熱意があり、

皆が一丸となって良い展示にしよう、という感じが伝わってきました。

実際に展示の裏も携わった三木さんのレポートを読んで納得。

また、取手もとってもいいところなんですね。

それにしても群馬県に流れてる利根川が取手まで行ってるとは…。

 

さて次回は、今をときめく高橋コレクションneoneo展に、

群馬出身の作家さんが出品されているということで、

見て行きたいと思います。

 

「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく

《会  期》2009年10月31日(土)−12月27日(日)
《開館時間》11:00−19:00
《休 館 日》毎週月曜日
《入 場 料》一般300円 / 大高生150円 / 中学生以下無料

www.takahashi-collection.com/exhi/exhi.html

 

 

 

 

今回の三木さんの作品

WEB広報担当(以下WEB)「今回は妙義28エンナーレで描いていた作品とは違って、

以前にも良く描かれていた、幾何形体のようなものが入ってくる作品だったんですね」

 

三木「はいそうです。今回は…↓この形なんていえばいいんですか…ひし形じゃないし…」

 

WEB「………きらきら?とかですかね…」

 

 

三木「とにかくその形を描きました。(写真左側の)マルはそのキラキラを描くと、

そのあいだに出来てしまう付随物というか副産物というか…

マルが描きたかった訳ではないんです」

 

WEB「ふむふむ。こういうことですね↓」

三木「まぁそんな感じです」

 

WEB「なるほど」

 

三木「キャンバスに油彩で、塗り方はうす塗りです。題名は…ありません」

 

WEB「名前私がつけましょうか?ちなみに二号さんがカフェに置いてありそうでオシャレだと褒めてましたよ」

 

三木「ありがとうございます。でも名前は…」

 

 

 

WEB「今日はどうもありがとうございました」

 

三木「ありがとうございました」

0 コメント

島州一先生

 今回は28エンナーレ中(後?)のこぼれ話をします。

妙義28エンナーレ中、妙義ふるさと美術館のアドバイザーでもある、

北村真先生が何度かお見えになったのですが、

そのとき、北村先生のご学友が長野で展覧会をやると

教えていただきました。

 

なので28エンナーレ終了後さっそく行ってきました。

本当はそのとき書けば良かったのですが…。

 

場所は長野県、須坂市。高速道路で群馬から一時間半くらい?

岸さんを横に乗せ「須坂版画美術館」へレッツゴー。

 

ワークショップを受講しながら島先生に作品のお話を教えていただきました。

 

島先生の作品は、ひとつひとつが

「版画(print)≒写す」

の意味を広げたような作品で、

なんというか、見てるだけで頭がすごく柔らかくなった思いがしました。

 

例えば布団の写真をシルクスクリーンに写し、それをシーツにプリントして

布団として展示したり…。

実際の物質の輪郭を、消失点から紐で伸ばした長いペンでなぞって

写す、新しい遠近法だったり(その物体に光を当てたときの影のような輪郭が

描きあがります)…。

(自分の表現力のなさで余り凄さが伝わってないことをお詫び申しあげます…)

 

中でも印象的だったのが、何千というさざれ石に、時の外交上の有名人二名を

シルクスクリーンで印刷して川原に流す、というもの!

 

アイディアもスケールも大きくて是非妙義の展示に生かしたいな、

と岸さんと信州蕎麦を食べながら話していました。

 

島先生、北村先生ありがとうございました。

ちなみに長野県は蕎麦だけじゃなく、きのこもすごいらしいです。

0 コメント

多摩美芸祭に

行ってきました~。

小林周くんも元気そうでなによりでしたね。

 

 

美術大学の学園祭というと、生徒皆が絵を飾って来た人が鑑賞してる、

なんて風景を想像される方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

実際そうなのですが、フリーマーケットのように

物を売ったり、自分の作品を売ったりしていて、

そういうのを見るのも楽しいものなのです。

 

例えば工芸科の人が作品を売るとなると

実際に使えるお皿やコップ、指輪などもあるわけです。

工芸科の人達にとっては普通のことなのでしょうが、

自分達にしてみれば、「わ~すごい!これいくら?」といった具合なのです。

もちろん既製品にはないような奇抜なデザインの物も沢山あります。

 

現地で合流した作家の岸さんも、

「うつわが見たい!」

とのことだったので、周くんとの待ち合わせの時間まで、レッツ工芸棟!

「あれがいい、これがいい」

などと話している間に周くんとの待ち合わせ時間が近づき、

あわてて周くんの展示場所へ

おお!

恐竜だ!!

 

「独創感想画」と作品名があります。

あとで周君に作品名の由来を聞いたところ

自分のいつも思ったり思索していることに関して感想を絵にしたもの

だとか。

ちなみに読書感想文に使うような原稿用紙に、鉛筆で描かれています。

 

この展示名「君と羊と馬」はあわせると「群馬」になり、

参加作家も群馬の人だけで展示していました。

群馬の人って結構居るんですね…。

上の展示のポスターは周くんのデザインによるものです。

フォトショップ初めてなのに偉いなぁ。自分が大学二年の時なんて …

などと感慨にふけってしまいました。

完全におっさんですね。

 

もう一つの展示「雑食系男子」では、

この展示の周くんの作品は油絵だったのですが、

大人の自分が赤ちゃんを体育すわりで眺めている、

というなにやら意味深な作品でした。

諸事情でお見せ出来ないのが残念。

 

 

 

行ってみて思ったのは、やはり美大生の作品は

パワーがあるなぁということでした。

そして、院生の展示ともなると展示方法にも気を使っていて、

作品は展示方法、展示場所によって、

だいぶ見え方が変わるなぁということを改めて認識出来ました。

是非来年の29エンナーレに生かしたいですね。

 

周くん、展示のまとめ役でいろいろと忙しい時にありがとうございました。

 

そうそう、院生の展示といえば、

「めんたいこすくい」という作品があったのですが、

自分は「全部すくうまで帰れない」と思い熱中してしまい、

岸さんに置いていかれてしまいました…。

岸さんごめんなさい…。

もちろん全部すくいましたよ(わっか一個で)。

 

 

さて、次は三木真菜美さんが展示に参加する、

 

「取手Art path 2009 そこに山はあるのか」

12月3(木)~6日(日)

東京芸大取手キャンパス内

が行われるようなので、

行ってみようかと思います。

妙義山ユーザーとして微妙に親近感が湧いてしまう副題ですね…。

 

という訳で、以上WEB広報担当がお送りしました。

0 コメント

29エンナーレ(予定)

おひさしぶりです。WEB広報担当です。

まだこのHPを閲覧して下さる方々がいらっしゃるようで、

WEB広報担当としましては嬉しい限りです!

 

さて、しょうこりもなく、来年全く別の美術の祭典が、(ということにしておきましょう。何せ29年に一度の祭典なのですから…)群馬県は富岡市妙義町で行われるというではありませんか!

という訳で引き続きワタクシ、28エンナーレWEB広報担当が、当面は皆さんに29エンナーレに関する情報をお伝えしていきたいと思います。

改めてよろしくお願いしま~す。

(詳しくはまだ予定なので未定なのです…)

 

さて、ここで連絡です。

妙義28エンナーレにおいて、ごく一部でご好評をいただきました、

「面拓」(来場者の方が参加する作品で、来場者の方のパーソナル・イメージを作品の一部に反映させ、それを来場者の方に持って帰って頂くというものです)

なのですが、ただいま制作、発送が大変遅れまして皆さんにご迷惑をおかけしております。

鋭意制作中につき、もうしばらくお待ちください…。

申し訳ありません。

 

 

さて、今度は多摩美術大学の学祭にて、28エンナーレ参加作家小林周くんが、

グループ展示をするというので、レポートしていきたいと思いますよ~。

お楽しみに~。

 

以上WEB広報担当でした。

1 コメント

最終日

最終日が終わり、28エンナーレ無事終了となりました。

見に来てくださったお客さんもブログしか見れなかった方も、

また28年後にお会いできることを楽しみにしております…。

 

それでは!

0 コメント

明日が最終日!

ついに明日は展示最終日。

皆さん是非足を運んでみて下さい。お見逃しなく~。

 

さて、では作家紹介ではないですが、ここで

参加作家小林周くん(22)に突撃インタビュー。

展示あと一日を残しての感想を聞いてみました。

 

WEB広報担当(以下担当)「どうも~こんにちわ」

小林「こんばんわ」

担当「小林さんは多摩美の二年生ですよね」

小林「二年ですよ。油(油絵科)です」

 

担当「小林さん、どうですか。今回初の展示とのことですが」

小林「ん~、色んなことをしなきゃいけないんだなぁとおもって…

やったことがないことばかりで…がんばろうと思いました」

小林(ぶどうを食べながら)「これは良いぶどうだ。旨い…」

 

担当「小林さんは主にどんなお仕事を担当されたのですか」

小林「印刷されたキャプションをアクリル板に張り合わせたり…

来たお客さんに作品の解説をしたり…んんん(頭を抱えながら)お客さんと

話をしたことはダメだしされたので書かないで下さい」

担当「書きませんよ(すでに書きながら)」

 

担当「明日が最終日ですがどうですか」

小林「最終日だからいっぱい(お客さんが)来ると信じています…

あとは皆の作品を壊さないように搬出したいです…」

 

担当「小林くんはこの展示のあと大学構内で展示を企画されるんですね」

小林「はい。多摩美の学祭で『君と羊と馬』、『雑食系男子』という展示を

するので見に来てください。よろしくお願いします」

 

小林周くんありがとうございました!

明日最後ですが頑張りましょう。

 

以上WEB広報担当でした。

0 コメント

あと一週間!

展示会場も整ったし、あとはお客さんを待つのみ…

といったところなのですが、実は展示中も着々と作業は進行していました

 

まず立て看板。作家さんがカッティングシートを切り、そこにスプレーを吹き付ける、

という作業なのですが、なんと地元妙義中学校から心強い応援が!

お手伝いどうもありがとうね。

 

またDMがなくなりフライヤーをすり始めました。

ここでも岸さんのパワーブックがうなる、うなる。

 

あと一週間いい展示になるよう頑張りましょう~。

0 コメント

スタート!

 ついに妙義28エンナーレが始まりました!

展示前、展示中は上野村で合宿が行われ、作家の皆さん相当疲弊されたとか…

お疲れ様です。

 

展示空間ですが、作家の岸さん杉本さんを中心に展示方法を吟味し、

すばらしい展示空間が出来上がりました。

キャプション何回も作りなおして大変でしたね…

 

また、ふるさと美術館の島田館長をはじめ、アドバイザーの北村真先生、前館長の清水先生にもおいでいただき、ライティングの設定や展示方法をご指導いただきました。

ありがとうございました!

中でも大変そうだったのは16mの麻縄に洗濯バサミを60個以上を縫い付けるという作業があったのですが、

なんと縫い物上手の女性職員の方々のご協力で、ものの30分で出来上がってしまいました。

すごい!

「良い思い出になりました」

だなんて

いやいやいや

本当にありがとうございました。

 

 

 

妙義28エンナーレは8月16日まで開催中です!

 

 

0 コメント

DM配布の旅

今日は群馬県富岡市付近(あくまで付近)の中学校へ

DMを配りに行ってまいりました。

どこの中学校も暖かく迎えてくださいました。

どうもありがとうございました。

 

中でも立地が印象的だったのは、中里中学校でした。

中学校から叶山と言う山が見えるのですが、なんとこの山は、

頂上がありません。

真っ平らな状態です。

 

これは、セメント会社がセメントの原料をこの叶山から削りだしているから、

ということでしたが、かれこれ何十年も頂上が低くなり続けているとか…。

また、なんでも十二時の時報の代わりにセメント会社のダイナマイトが入るという、

なんともエキセントリックなお話も聞けました。

 

あとここの体育館と目の前の合同庁舎の建築は一見の価値ありです。

早稲田の建築チーム?が来て作ったらしいですよ~。

とても近代的でかっこいいです。

 

他にも色々あったのですがこの辺で。

以上WEB広報担当でした。

 

0 コメント

DM(お知らせのハガキ)完成~。

DMが完成し、着々と配布が進んできました。

DM作成に携わってくださった皆さんお疲れ様でした!

 

DMのメインイメージは妙義山にある「大」の字をイメージしているんだそうです。

大きな展示になるといいですねぇ…。

 

さて、先日、妙義山ふもとにある妙義神社に行ってきました。

NHK大河ドラマ「義経」の鞍馬寺のシーンの撮影が行われたり、

やんごとなきお方の避暑地として昔は一般人は立ち入ることが出来なかったりと、

とっても神聖な雰囲気のある神社です。

DMを置かせていただこうアポなしで伺ったのですが、なんと宮司さんのご家族にも作家さんが!

 

うーん、色々とつながっていくものですね…。

 

そしてここの宝物殿は、建物、中から見える風景も一軒の価値ありなのですが、

狩野探幽作の掛け軸など、お宝が目白押しなのでおすすめですよ~。

入館料も200円と、とても入りやすいです。

事前のアポイントメントなしで気さくにお話を聞かせていただいた川島さん、

どうもありがとうございました。

 

以上久しぶりの更新で申し訳ありません…、web広報担当でした。

0 コメント

小板橋慶子さんの個展に行ってきました!

群馬県富岡出身で、富岡の繭を使って作品を作ってらっしゃる

小板橋慶子さんの個展がやっているので行ってきました~。

 

小板橋慶子個展 「繭越しの眺望」

会期:四月二日~五月二十九日(金)

営業時間:AM九時~PM三時(土日祝日休)

会場:しののめ信用金庫 高瀬支店ロビー

アクセス:富岡インターをおりて最初の信号を左折、右手にセブンイレブン、ファミリーマートなどを通り過ぎるとまもなく右手に見えてきます

 

 

家を出てまず向かったのが富岡製糸場でした

するともうやっていないとのこと…がーん

しかし、親切な係のお姉さんが現在やっている会場を教えてくださいました

 

最終的に明らかに偉い役職の方までもが電話で場所を調べてくださり、

ありがたいやらうれしいやら恥ずかしいやら…

 

しかしなんという感じのいい方ばかりの世界遺産(暫定)なんでしょう、富岡製糸場は

そして申し訳ありません…今度はきちんと調べていきます…

 

また、富岡製糸場の入り口付近の「おぎのや」さんも色々なメニューのあるお店で

ファーストフード感覚で入ることが出来ます

 

自分は桑の葉(繭を作るお蚕の幼虫が食べる葉っぱです)のお茶(100円)を飲みました

風味は違いますが、普通のお茶のような飲みやすさですね

青臭いということもなく栄養もありそうでオススメです

皆さんもお蚕さんの気分を味わってはいかがでしょうか

 

 

さて、富岡製場でもらった地図をたよりに会場に向かいました

道に建物が少なかったので、案外あっさり見つかりました

方向音痴には助かりました…

 

しののめ銀行の南側のガラスにぴったりのサイズで

屏風の様なきれいな織物が飾ってありました

太陽の光が透けてとってもきれいです

皆さんもよろしかったら是非行ってみましょう~

 

小板橋さんの個展は、五月二十九日までやっています

会期はあと一週間ほどです。皆さんお早めに~

 

小板橋さんの作品は↓でも見ることが出来ます

http://yaplog.jp/koitabashi/

 

小板橋様、ブログ掲載許可いただきどうもありがとうございました!

0 コメント

新井淳一さんの個展に行ってきました!

 どうも皆さんこんにちは!

梅雨に入ってきたのでしょうか、肌寒い日が多くなってきました。

WEB担当です。 

 

本日、群馬県出身の作家、新井淳一さんの個展に行って来ました~。

場所はこちら↓

 

gallery&workshop   J: あけぼの荘

群馬県伊勢崎市長沼町1696

http://homepage2.nifty.com/art-art/

 

新井淳一個展

「欲望」

2009年5月15日~31日(金土日のみ開催)

13:00~18:00 OPEN

 

群馬県の現代美術ギャラリーです。

 

今回のテーマであり、個展の名前にもなっている、

「欲望」

しっかりと感じてきました~。

 

 

 

 

 

広い空間の真ん中には木彫が一つ、

そして周りには沢山のドローイング作品が。

 

「子供のころの『ああしたい、こうしたい』という『欲望』が制作の原点のように思う」

という新井さんの言葉通り、

無作為に手を動かしたかのような大量のハッチングに

観る者は正に「欲望」を想起させられてしまいます。

 

画像が粗くて申し訳ありません…。

展示の仕方もかっこいいなぁ…。

上に見える文字は作品名でしょうか?

額装されている作品もありました。

木彫作品です。

この形には一体どういった意味がこめられているのでしょうか…。

 

 

 

 

今回現代美術ギャラリーあけぼの荘さんには、二日間に渡ってお邪魔してしまいました。

新井さん、オーナーさん、ご多忙の中どうもありがとうございました。

とっても落ち着くアットホームなギャラリーでした~。

皆さんも是非!

 

 

新井さんの個展は五月三十一日まで(ただし回廊は金土日のみ)

開催されています。13:00から18:00までオープンです。

 

しかも、今後作品に……!なことが起こってしまうらしい…?

これは乞うご期待です!

是非ご自身の目でお確かめください。

何度も足を運びたくなってしまいますね。

自分もまた行こうと思っています~。

 

 

さて、そして気になる新井さんの28エンナーレ出展作品ですが、

今度美術館の方へ作品プランを提出しに行って参ります。

DMのデザインも岸さん、ヒラカワ君の協力でどんどん完成に向かっていますよ~。

 

 

以上、WEB広報担当でした。

1 コメント

中之条ビエンナーレのプレイベントに行ってきました!

今夏、群馬県は中之条町で行われる、「中之条ビエンナーレ」の

プレイベントが行われており「これは行かねば」ということで行って来ました!

http://www.bi-ku.com/nakanojo/

 

 

行政も本格的に協力している大イベントともなれば

見て勉強しておかなければ!

群馬県で行われる「エンナーレ」ですし、(かなり一方的に)親近感わいちゃいますよね

 

前々日にNHKでも放送されていたようで、会場には年齢性別問わず

沢山の方が来場していました

 

 

昼ごろ車で出発して、

車を運転すること一時間、「中之条」の看板が見えてきました

道に迷ったあげく地元の方に道を聞いたら

「そこに看板がありますのですぐ分かりますよ」

なんて方向音痴なんでしょうか…

とっくの昔に通り過ぎていました

教えてくださった方どうもありがとうございました!

 

会場は地元の建物などを利用しており、今回は二つの会場を見ることが出来ます 

その一つ、今回のメイン会場となる旧廣盛酒造に足を運びました

 

 旧廣盛酒造の会場に入ると沢山の作家さんの作品が並んでいます

 

 

平面作品もあれば彫刻、空間インスタレーションのような作品もあり、

鑑賞者を飽きさせません

ただ飾るだけではなく、ライティングなどの演出も凝っています

↑後ろに見えるのは映像作品です

指で影絵?のようなものを作り動かしています

↑おお

すごい!

この部屋は床が抜けていて天井から下まで十mくらいの

空間が出来ているのですが、そこの天井から糸を何本もおろし、

糸になんとミカンの皮を通してあります

 

「ミカンの皮を下さい」の張り紙もあり、ミカンの皮が余っている方は、

差し入れてみてはどうでしょうか(余計なお世話ですね…)

木彫りのメスライオン?の彫刻です(間違っていたらごめんなさい)

向かいにはチーター?の彫刻もありました

広い部屋に土が盛ってあり、そこから何か生えています

 ううむ

 

さてここで旧廣盛酒造を見終わり、

受付の方に他の会場の場所を教えていただき、

山の方へ向かいました

運転すること五分程で学校の脇に建物が見えてきました

中に入ってみると…

白塗りの壁にはタクシーの写真がいっぱい!

さらに奥へと進むと…

 

↓ピンボケですみません…

暗い部屋の中にぼんやりと光る地球儀とプロジェクター映像があります

なにやらレシートが貼り付けてありますね

プロジェクターで卓上に映し出されたは、

刻々と増えていくタクシーのメーターが!

そしてタクシー内で交わされたであろう音声も聞こえてきます

「あそこに見えるのは赤城山ですよね…」

などなど、思わずにんまりしてしまうことうけあいです

 

……

 

さて、今回中之条ビエンナーレに行ってきた訳ですが

地域の方に道を聞いた際の言葉の端々にも、地元の方と一体となって

このイベントを行っているのだなぁというのがひしひしと伝わってきました

会場となっている建物も素敵だし、作品も面白いものばかりでした!

 

自分の解説が足りてない部分がありますが、気になった部分は是非

八月二十二日から九月二十三日まで行われている会場へ

足を運んでいただいて直に作家さんに聞いてみてはいかがでしょうか

 

http://www.bi-ku.com/nakanojo/

 

また、今回ブログ掲載の許可をいただいた関係者の方々どうもありがとうございました

 

妙義28エンナーレWEB広報担当者

0 コメント

美術館へあいさつ

 こんにちは、WEB広報担当です。

 

本日は、岸さん(油画)と三木さん(油画)と自分の三人で美術館へご挨拶に行ってきました。

岸さんとは三日連続ですね…。

搬入、作品展示などの打ち合わせをし、美術館をあとにした自分達は、その後北村真さんの個展を見に行って来ました。

なんと北村さんは岸さんの高校の大先輩だったり、三木さんのご近所だったりと、色々知らないところでご縁が…。

自分達の展示のことなども相談にのってくださってありがとうございました!

 

上の写真は三人でお昼を食べたファミレスでのものです。

どうすれば子供っぽく塗れるか?と岸さんと自分とで少し熱くなっていました…。

折り紙は三木さんの作品です。最初鶴かと思いましたが全く違う形になりました。

なんだかプチグループ展みたいですね…。

 

それではまた。

 

0 コメント

妙義山登山

妙義山の大の字
妙義山の大の字

皆さんこんにちは!WEB広報担当です。

本日は、グループ展参加作家の新井さん(彫刻)と岸さん(平面)と一緒に妙義周辺散策の一環として、妙義山登山へ行って参りました。

 

新井さんの車に揺られること約五十分(どうもありがとうございました!)、無事妙義神社駐車場に着いた私達は、登山を開始しました(九時四十分ころ)。

まず目指すは大の字展望台(中腹ほど)だったのですが、運動不足の自分には、最初からかなりハードに感じられ、気が遠くなる思いでした。

 

ひぃひぃ言いながら登り始めて、約三十分ほどでしょうか、無事大の字展望台に到着いたしました。

↑この大の字は昔はワラなどで作られていたとか…。現在は金属のものになっています。

(写真の後ろに新井さんと岸さんが見えますね)

↓下は大の字から見下ろした風景です。町がちっちゃいですね。

さて、登山はここまで…と思いきや「え?これからだよ」とばかりに自分達を上へ上へとリードして下さる新井さん。恐怖はここからでした…。↓

 

え?行き止まり?

違います。良く見てください。右側に鎖があるのが見えるでしょうか。

こんなありがたい鎖があるなら登らずにはいられませんよね。

童話「蜘蛛の糸」を思い出してしまいます。

(※「ここからは上級者コースです。決して安易に立ち入らないで下さい」の文字があります。良い子は真似しないように。遭難者も毎年出ており、本当に危険です)

 

恐ろしい…。正に日本三大奇勝。登ってみて始めて分かるなぁと実感しました。

 

 

奥の院というのでしょうか?

何かが祭られています。

段々進んでいくと、足場は岩が増えます。岩なのですが、ぼろぼろと崩れ、ちょっとした不注意で危険なことになりそうなので気は抜けません。

↑の写真は天狗岩の手前だったでしょうか。

本当に天狗さまや仙人が居そうな雰囲気のある山肌が沢山見えてきます。

段々とひざがガクガク…。

最初の大の字展望台に登る程度の難所はざらになってきます。

少し見づらいのですが、右側に少し見えるオレンジの物体が、百円均一で買った「すごイー手袋」です。ゴムのような物でコーティングされているのですが、鎖で登ったり降りたりがすごく楽になり、おすすめです。なにより安いですしね。

写真だとこの恐怖が伝わりづらいかも知れないのですが、60度から70度くらいの斜面を三十メートル降りるところです。降り始めると結構簡単に降りられました。

 

この辺まで来ると、降りたり登ったりでどこも頂上といった感じです。

自分達は一番上(1100m程度)の少し手前の分岐点でくだることにしました。

 

途中まで鎖があるたびに「またかよ…」と言った雰囲気だったのですが、くだり始めると鎖など全くないのに降りなければいけない(しかし危険な)場所が増え、鎖があることのありがたさを身をもって知ることとなります…。

鎖さんありがとう…。

 

 

分岐点からくだる道は険しかったですが、くだりは比較的楽だったかも知れません。

しかし体力が消耗すると段々とひざにきてしまいますね。

 

数百m程降りると、段々とぬるい道が増え小走りで駆け下りました。

駐車場についたのは二時半ころだったと思います。

 

 

色々大変でしたが、新井さんのリードがなければさらに難しかったかも知れません。

でも本当にいい体験でした!楽しかった。

 

帰りに妙義ふるさと美術館下のもみじの湯で汗を流し、ご飯を食べ解散となりました。 

 

新井さん岸さんどうもありがとうございました。

0 コメント

妙義周辺散策へ

お久しぶりですWEB広報担当です。

本日、グループ展参加作家の岸恭平さんと妙義ふるさと美術館を見学に行って来ました!

妙義神社近辺はツーリングの人たちや登山客の方たちでにぎわっていました。

その後、富岡市のアトリエU.E.へ行き、展示を見て、福沢一郎記念美術館へ行きご飯を食べて帰って来ました。

そろそろDMにとりかからないとですね…。DMを置いていただけそうなところはいくつか見つかりました~。

0 コメント

妙義28エンナーレHP開設しました

妙義28エンナーレ実行委員会のWEB担当です。

本日妙義28エンナーレHPを開設いたしました。

皆さんよろしくお願いします。

2 コメント

妙義28エンナーレ

このページは

 

妙義28エンナーレ(若手作家グループ展)

 

に関するページです。 

 

 

会期: 平成二十一年 七月二十八日~八月十六日

 

場所: 妙義ふるさと美術館

    http://www.city.tomioka.lg.jp/facility/003/

 

アクセス

 

電車…

JR高崎線高崎駅からJR信越本線に乗り換え、JR松井田駅よりタクシーで十分。

車…

松井田妙義ICより最初の信号を左折、r51を直進して次のT字路を右折。r213を道なりに十分。

 

妙義ふるさと美術館

 

 

妙義28エンナーレとは…http://www13.jimdo.com/app/707704/274064415/

妙義28エンナーレ参加作家一覧http://www13.jimdo.com/app/707704/274064815/

 

 

 

 

 

 

※この記事がブログの一番上に常に表示されるようになっています。

更新された新しい記事は、この記事のひとつ下のものになります。